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ステップワゴン待望のハイブリッドモデルは1.5L Sport Hybrid i-DCD搭載か
2015年にフルモデルチェンジしたステップワゴンに後追いでハイブリッドモデルが発売されるということであったがその日程が遅れており、2017年の秋頃になる見込みとなっている。そしてハイブリッドシステムのタイプとしては、フィットハイブリッドやヴェゼルハイブリッドと同タイプの1.5L Sport Hybrid i-DCDとなる可能性が高くなっている。
ステップワゴンはダウンサイジングターボの1.5L VTEC-TURBO搭載モデルしかなく不人気
現行ステップワゴンは、フルモデルチェンジから1年を過ぎた時期にある。最近の販売台数を見てみると2016年6月が4558台、同7月が4370台となっており、月販5000台を割り込む水準まで落ちてきた。現行モデルのパワートレインが、不人気の1.5L VTEC-TURBOのみということで、販売台数の出やすいハイブリッドモデルの導入が急がれるところである。
そのハイブリッドパワートレインとしては、1.5L Sport Hybrid i-DCD、あるいは2.0L Sport Hybrid i-MMDの二案があった。ただし、最近では1.5L Sport Hybrid i-DCDが優位に開発が進められているという。
ステップワゴン程度のボディサイズであれば、燃費性能を第一として考えると2.0L Sport Hybrid i-MMDの方が有利である。ただし、販売があまり好調でない現状を考えると価格競争力を持ったモデルが望まれるところ。そういった意味では1.5L Sport Hybrid i-DCDはお手頃であり、4WDハイブリッドのラインアップも容易に展開できるメリットがある。
もし現行の1.5L VTEC-TURBO搭載モデルの販売が好調であれば、ハイブリッドモデルは価格よりも燃費性能重視で開発されることになり、ステップワゴンハイブリッドには2.0L Sport Hybrid i-MMDが搭載される可能性があったかもしれない。
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