アテンザの一部改良を今夏に予定、エクステリア変更は無し
マツダのフラグシップ、アテンザシリーズは2012年に発売されたモデル。2014年のマイナーチェンジで最新のマツダ顔にエクステリアが刷新されており、後期型へ移っている。
そして2016年8月11日にアテンザの改変が予定されているが、これはインテリアのグレードアップのほか、安全運転支援システムが新しくなるなど、一部改良程度の内容に留まりそうである。
最近はアテンザの国内販売が低迷、リフレッシュが期待される
国内のアテンザの販売台数は、現行型の発売当初はクリーンディーゼルのSKYACTIV-Dが人気だったこともあり好調であった。しかし最近ではセダンとワゴンを合わせて月販1000台に満たない状況が続いており、販売のテコ入れが欲しいところ。
そんな中、行われる今回の改良では、マツダの次世代エクステリアの方向性が見られる可能性があるとして、一部期待する声もあった。しかし、エクステリアは従来モデルから変わらないということで、これはまだ少し先のフルモデルチェンジ時まで待つことになる。
(写真はMAZDA 6、アテンザワゴンのワールドプレミア、パリモーターショー2012)
アテンザシリーズはこれまで、4~6年程度でフルモデルチェンジしてきており、そろそろ次期モデルの提案があってもよい時期に来ている。アテンザは欧州を主力市場としていることから、2016年秋のパリモーターショー、2017年春のジュネーブモーターショーあたりが、重要なコンセプトモデルが発表される場になるのではと期待される。