アクセラが後期型へ、1.5Lと2.2Lのディーゼル車が主力に
アクセラのビッグマイナーチェンジが2016年7月14日に実施される予定となっている。これにはエクステリア変更も含まれており、アクセラ後期型(もしくは中期型)に相当するモデルとなる。
(写真はSKYACTIV-D 1.5搭載 Mazda3 欧州仕様、ジュネーブモーターショー2016)
今回のビッグマイナーチェンジの特徴は、ディーゼルエンジン搭載モデルの充実にある。
アクセラ ディーゼル、1.5Lを新設、2.2Lは値下げと4WDモデルを用意
マツダは今年春に開催されたジュネーブモーターショーでSKYACTIV-D 1.5を搭載したMazda 3(日本名アクセラ)を欧州市場に向けて発表していた。これが日本でも発売されるのは当然の流れとなる。
ただし、SKYACTIV-D 1.5は5ドアハッチバックのアクセラスポーツのみに設定され、セダンには用意されない見込みとなっている。車両価格は15XDが230万3640円、15XD プロアクティブが243万円、15XD プロアクティブ Lパッケージが265万9200円でいずれも2WD車となる。これらはSKYACTIV-G 2.0とのリプレイスとなるため、5ドアハッチバック車の2.0Lガソリンモデルは廃止となる。
また従来からあったSKYACTIV-D 2.2搭載モデルは上級グレードの位置づけにあり、306万7200円という、このクラスとしては高額な車両価格が設定されていた。これは装備の簡略化で、車両価格を278万1000円にまで引き落とされ手に届きやすくなる。そして、SKYACTIV-D 2.2搭載車には4WD車が設定され、これは302万4000円となる。