ポルテとスペイドが一部改良、セーフティセンスC標準装備でエクステリア変更無し
トヨタのコンパクトワゴン、ポルテとその姉妹車スペイドが2016年6月30日に一部改良を受けることになる。今回の改良の目玉は安全運転支援システムのトヨタセーフティセンスCの装備となる。
現行型ポルテおよびスペイドは2012年に発売されたモデル。2015年の改良では1.3Lエンジンを廃止し、アイドリングストップ機能付きの1.5Lエンジンに統一されている。
ポルテ、スペイドのVグレード廃止、エントリー価格上昇か
今回は普及が進められているトヨタセーフティセンスCが装備されるということで、一層商品力を上げることになる。これによる価格上昇は他車種の例から5万4000円程度が想定されるが、これ以外にもインテリアパーツの変更があるためベース価格のアップはこれ以上になるかもしれない。
グレード構成では、廉価モデルとして163万5709円に設定されていたVグレードが廃止される。エントリーモデルは、現行170万7382円に設定されるXグレードということになり、さらにトヨタセーフティセンスCの装備で176万円程度になることが予想される。
エクステリアでは一部ボディーカラーの変更があるのみで基本的には変わらず。
また、特別仕様車としてポルテFアラモードⅡとスペイドFクイーンⅡが用意される。現行設定されている特別仕様車の続編ということになり、シート柄の変更などが施される。
今回はバンパー/グリルのデザイン変更などを含めたビッグマイナーチェンジとはならず。後期モデル登場は来年以降となりそうだ。