アリオンとプレミオのビッグマイチェンが6月に予定、エクステリア大幅変更
トヨタのアリオンとプレミオがマイナーモデルチェンジを受けることは前回のレポートでもお伝えした通り。その日程として2016年6月13日が予定されている。
アリオンおよびプレミオはエクステリア違いの姉妹車の関係にあり、現行モデルは2007年の発売であった。今夏のマイナーモデルチェンジを受け、販売期間がさらに延長されることになる。
新型プレミオ、新型アリオンは2.0Lモデルが廃止、トヨタセーフティセンスC標準装備
プレミオとアリオンはマイナーモデルチェンジにより、販売台数の少ない2.0Lモデルは廃止となる。このクラスのセダンは加速性能よりも燃費性能が重視される傾向にあることから、FF車は1.5Lモデルと1.8Lモデル、4WD車は1.8Lモデルに絞られることになる。
エクステリアに関しては大幅な変更を受ける見込み。アリオン、プレミオともにベースが古いモデルだけに、ここは力を入れて刷新されることになる。
また、最新の安全運転支援システムとして、トヨタセーフティセンスCが標準装備される。アリオンとプレミオの客層は比較的年齢層が高いだけに、これはアピールポイントなるだろう。
国内市場においてセダン車種の販売が低迷する中ではあるが、トヨタはFFのC-Dセグメントセダンとしてプレミオとアリオンの2モデルのラインアップを維持してきた。ただし、他モデルのように5~7年でフルモデルチェンジというわけにはいかないようである。フルモデルチェンジはさらに数年後となり、次期型はハイブリッドエンジンの搭載が期待される。