フリード/フリードスパイク ハイブリッドの燃費と車体価格を予想

ホンダ

フリード/フリードスパイクのハイブリッドは9月発売

サプライチェーンを復旧させ、フィットシャトルの発売に漕ぎ着けたホンダであるが、次のハイブリッド車としてデビューが期待されているのが、フリードとフリードスパイクのハイブリッドである。
当初の計画では今年2011年の夏頃を目標に開発が進められてきており、震災の影響を受けつつも9月のデビュー予定となっている。
フリードシリーズは自動車販売ランキングで4月は4位、5月は5位といった様に、ホンダではフィットに次ぐ人気車種だ。
5人乗り2列シート仕様のフリードスパイクの車体価格と燃費を予測してみる。

車体価格の予想

フリードスパイク・ハイブリッドの車体価格は1,880,000円と予想している。
予想方法は以下の通り。
フィット15Xの価格が1,498,000円。
フィットハイブリッド スマートセレクションの価格が1,590,000円。
その価格差が9万2000円。これが1.5Lエンジンのハイブリッド化に伴う費用と考える。
そうすると、フリードスパイクGジャストセレクションの価格1,788,000円に9万2000円を加算すると、フリードスパイク・ハイブリッドの価格は1,880,000円と予想できる。

燃費の予測

フィットハイブリッドの10・15モード走行燃費は30.0km/L。
車体重量を比較すると、フィット15Xは1080kgに対しフリードスパイクは1280kg。
おおよそ20%近い重量アップだ。
この差を1年程度の技術革新では埋めることはできないだろう。
フリードスパイク・ハイブリッドの10・15モード燃費は30.0km/Lよりは悪くなるのは避けられそうに無い。
10・15モードでおよそ25km/Lぐらいの燃費になると予想する。
ただし、これはあくまでもカタログ燃費。実用燃費は15km/Lぐらいを予想している。
15km/Lという予想は少し悪く見すぎではと思うかもしれないが、ホンダのIMAハイブリッドの実力はこの程度のもの。
過度な期待をしてはいけない。
ちなみに現行のノーマルフリードの実用燃費は12.13km/L(ユーザー投稿の平均値)である。

燃費よりもトルクアップが魅力

ハイブリッド化による車体価格の増加分を浮いた燃料費で埋め合わせることは、不可能ではないだろう。
しかしそれよりもモーターアシストが加わることによるトルクアップがメリットとして大きく感じるはずだ。
フリードを運転すると、多人数乗車時や荷物をたくさん積載した時は、フィット1.5Lと共通のエンジンでは非力に感じることが多い。
こういった場面でも余裕のあるドライブができるようになるはずだ。

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