フィットシャトル/ハイブリッドの納期はどれぐらい?

ホンダ

フィットシャトルがようやくデビューした

フィットシャトルは東日本大震災で遅れること3ヶ月でようやくデビューすることになった。
パワートレーンは1.5LのL15Aエンジンと1.3LのLDA型ハイブリッドエンジンの2タイプが用意されている。
ただし、売れているのはハイブリッドが90%を占めておりハイブリッドの人気が高い。
フィットシャトル

L15Aエンジンの方がお買い得かもしれない

既にワゴン版ではない従来のフィットとフィットハイブリッドの実用燃費の差がデータとしてあがっているが、その差は7.5%となっている。
走行10万キロ、ガソリン価格150円で計算してもトータルの燃料費は約6万5千円しか変わらない。
これでは、ハイブリッドシステムの車体価格上昇分を補うことはできないだろう。
これは、あくまでハッチバック版のフィットでの話だが、同じパワートレーンが採用されているワゴン版のフィットシャトルでも似たような結果になることが予想される。
経済面だけを重視すれば、15Cのノーマルエンジンのベーシックタイプがお薦めになる。

今のところ納車時期は早いが…

フィットシャトルの納車時期は現在のところ2ヶ月待ちとなっている。
車格は違うが同じワゴン車タイプのハイブリッドとしてライバル車とされているプリウスαの納車は、今からの注文では来年の4月以降になる見込みであるから、フィットシャトルの人気はプリウスαほどでもないと言えるだろう。
ただし、今後もフィットシャトルを入手しやすい状況が続くとは限らない。
フィットシャトルのパッケージ性の高さ、5ナンバーサイズの取り回しのしやすさ、立体駐車場に入るボディサイズといった実用面での使い勝手は、ある意味プリウスαよりも優れいていると言えるし、何よりも車体価格が安い。
プリウスα235万円~に対し、フィットシャトルは181万円と価格差は51万円にもなる。
誰よりも早く乗ることで少し自慢のできる車のプリウスαは初期注文が大幅に伸びたが、実用性重視でコストパフォーマンスの高いフィットシャトルは、時間をかけてじわじわと販売台数を伸ばす車種になる可能性がある。

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