エクストレイルハイブリッドが4月発表予定、新開発2.0Lハイブリッド搭載

日産

エクストレイルハイブリッドが遂に5月発売見込み、直4 NA 2.0LガソリンHV

エクストレイルハイブリッドの開発が2014年度内の発売を目標に進められていたが、これは延期ということであった。そして新たな日程として、4月7日の正式発表、5月の発売開始が計画されている。

(写真は現行エクストレイル)
エクストレイル 大阪モーターショー

直4 2.0Lのガソリンエンジンユニットを搭載する現行エクストレイルにグレード追加される形でハイブリッドモデルが加わる。ハイブリッドモデルを示すバッジエンブレムが取り付けられるが、基本的にはガソリンモデルとほぼ同じエクステリアデザインとなる見込み。

エクストレイル エクストレイル 2013 フランクフルト

搭載されるハイブリッドシステムは新開発のもので、直4 2.0L NAガソリンエンジンをメインユニットとする1モーター2クラッチ型となる。これは、北米モデルのパスファインダーハイブリッドおよびインフィニティQX60に搭載されてきた、直4 2.5L スーパーチャージャー付きハイブリッドユニットをベースにしたダウンサイジング版と考えられる。

(写真は直4 2.5L スーパーチャージャー付きハイブリッドシステム)
直4 2.5L スーパーチャージャー ハイブリッド

エクストレイルハイブリッドのJC08モード燃費は20km/L以上、ハリアーHVを超えられず

新型エクストレイルハイブリッドはFFモデルと4WDモデルの両方がラインアップされる。燃費性能の優れるFFモデルは、JC08モードで20km/Lを超えるとされるが、おそらくライバルのトヨタ・ハリアーハイブリッドの同21.8km/Lを超えることは難しいだろう。しかもハリアーの全ハイブリッドモデルは電気式ながらも4WDモデルを採用している。

また、現行エクストレイルには3列シートモデルが存在するが、ハイブリッドモデルは2列シート5人乗り仕様のみとなる見込みだ。

(写真は現行エクストレイルに搭載される直4 2.0LガソリンエンジンMR20DDと新型エクストロニックCVT)
MR20DD+CVT

エクストレイルハイブリッドの価格は未定だが、車体価格と燃料費のコストパフォーマンスでハイブリッド車がガソリン車を超えるのは難しそう。ハイブリッド車のシステムトータル最高出力は188psになる見込みであるから、これが147psのガソリン車に対するアドバンテージとなるだろう。

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