新型トゥーランがデビュー、ジュネーブモーターショー2015で公開される
フォルクスワーゲンの7人乗りミニバン、トゥーランがフルモデルチェンジした。
新型トゥーランが披露されたのは、3月15日まで開催されるジュネーブモーターショー2015。毎年この時期に開催される同ショーは、欧州市場に向けた多くの新型車が公開されるが、今年はBMW 2シリーズ グランツアラーの発表とも相まり、ドイツ勢の新型ミニバンが目立った。
トゥーラン シリーズは日本でもゴルフトゥーランとして2004年より販売されてきた。選択肢の少ない輸入ミニバンの中でも人気モデルとしての地位を確立しており、今回のニューモデルも日本向けラインアップに加わることになるだろう。
新型トゥーランは新ゴルフ顔、TSIとTDIの多彩なエンジンラインナップが準備される
エクステリアデザインは、2012年発表の7代目ゴルフに準じたもので、直線的でシンプルなダブルフレームグリルとヘッドライトを採用。いかにもフォルクスワーゲンの現行モデルらしい顔つきとなった。
サイドはフロントフェンダーからリアコンビネーションランプへ続く一本の力強いキャラクターラインが印象に残る。これはゴルフには無かったものだが、7人乗りということでふくよかになりがちなトゥーランのボディシェイプが見た目に引き締められる効果がある。前述のフロントデザインとも相性が良さそうだ。
新型トゥーランは多彩なエンジンラインアップが用意される。まずはガソリンターボエンジンとして、1.2TSI(最高出力110ps)、1.4TSI(同150ps)、1.8TSI(同180ps)。そしてディーゼルエンジンとして1.6TDI(最高出力110ps)、2.0TDIは最高出力150psと190psの2タイプが設定される。