ゴルフトゥーランがフルモデルチェンジ、現行ゴルフのデザインルールを採用
フォルクスワーゲンは3月5日に一般公開を迎えるジュネーブモーターショー2015にて、フルモデルチェンジした新型トゥーランのワールドプレミアを行う予定となっている。
トゥーラン シリーズは、ゴルフトゥーランとして日本市場でも販売されているモデル。現行型は2010年にビッグマイナーチェンジを果たし大幅なフェイスリフトを受けたが、フルモデルチェンジに相当する刷新は2003年の初期モデル発売以来、今回が初めてとなる。
新型ゴルフトゥーランのデザインは2012年デビューのゴルフのルールに従ったものとなり、シンプルなダブルフレームグリルによるフロントデザインが与えられた。またサイドではドアハンドル高さに設定された深いキャラクターラインが特徴となる。
新型ゴルフトゥーランはMQB採用で大型化しながらも軽量化、居住性は向上
新型ゴルフトゥーランのボディサイズは先代モデルと比較して、ホイールベースで+113mm、全長でも約13cm延長されており、2列目および3列目の居住性が向上している。
また、骨格部分についてはフォルクスワーゲンの新世代モジュラープラットフォームのMQBが導入されている。前述のとおり大型化しながらも車体重量は約60kgの減量を果たしており、MQB採用によるメリットはコストダウンだけではないことが示された。
フォルクスワーゲンではこのゴルフトゥーランより一回り大きいサイズのミニバン、シャランについてもマイナーモデルチェンジに相当する改良が施され発表が予定されている。さらにBMWでは2シリーズのグランツアラーがデビューするなど、今年のジュネーブではミニバン車種のニューモデル発表が目立つ。