フォルクスワーゲン窓落ちのDIY修理ゴルフ、ポロ

フォルクスワーゲン

定番故障、VW窓落ちを自分で修理

窓落ち部品
フォルクスワーゲン車は、このプラスチックの部品が割れて窓落ちします。
プラスチック製の部品が劣化して割れるのが直接的な原因だが、日本の暑さでグリスが溶け落ちて無理な力が加わったのもあるかもしれない。
ゴルフVの世代からは金属製の部品に変更し、窓落ちトラブルは激減しているようです。
窓落ち修理費用は3万~5万円。無理に動かしてモーターが焼けた場合はさらに高額な修理代となります。
古い車に、これだけの修理代を出すのも馬鹿馬鹿しいので、次の車までの繋ぎとしての自分で修理をしてみます。
この修理をすると窓は閉まったままの状態で開かなくなります。あくまで簡易修理なので。

角材の加工

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角材を使って下から落ちた窓ガラスを支えます。
長さは63.5cmですが、斜めにして窓ガラスを支えるので多少の誤差は問題ないです。
窓ガラスの底辺と角材がずれないように切れ込みを入れる加工が肝です。

ドア内張り剥がし方

写真は6N前期ポロ(6NAHS)
ゴルフ、パサート、ニュービートルなど他のVW車種の窓落ちでも、ほぼ同じように応用が利くはず。
まずドアの内張りをはがします。
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プラスチックのドアロックピンを回して外します。
前方の三角形のプラスチックを引っこ抜く。(ネジ止めは無し)
ドアノブの割れ目にマイナスドライバーを差し込んではずすと、プラスネジが2本見えるのでこれを外します。
後は力でパキパキと引っ張って外します。
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ミラーリモコンの配線があるのでこれも外します。
スピーカーもネジ5本と配線を外して取り出します。
ドアを開けるノブは外さないほうがいいと思います。取り付けがかなり困難なので。
内張りのスポンジはぐるぐると巻いてガムテープで固定しておきます。
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ガムテープでガラスを仮止め。

角材で落ちた窓を支える

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あらかじめ角材に切れ込みを入れておき、窓落ちしたガラスの底辺に合わせます。
針金を使って角材を右方向にテンションを掛けます。
テンションを掛けやすい位置にドリルで角材に穴を開けます。
角材の上端はガラスに付けられている金具にひっかかり、角材は右側に倒れません。

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