ヴィッツが4月21日にマイナーチェンジ、後期モデルは燃費性能が大幅に向上

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トヨタ・ヴィッツがマイナーモデルチェンジ、フェイス変更でイメージを一新

現行ヴィッツは2010年に販売がスタートした3代目モデル。2014年4月21日は後期モデルへ向けたマイナーモデルチェンジが実施されるスケジュールとなっている。

(写真は現行ヴィッツGRMNターボ)
ヴィッツGRMNターボ

ヴィッツの2013年の販売実績は85903台を記録し10万台を割り込んでいる。トヨタの主力コンパクトカーとしてのポジションはハイブリッドのアクアに奪われつつある。
(写真はアクア)
アクア

ヴィッツ後期モデルのフロントデザインはキーンルックが採用され、オーリスなどと共通するデザインとなる。リアコンビネーションランプも新デザインが与えられる見込みだ。
(写真はオーリス)
オーリス 2012

ヴィッツは新開発アトキンソンサイクルエンジンを搭載、圧縮比は13.5

新型ヴィッツは新開発エンジンが採用されることも特筆すべきポイントである。

ヴィッツのエンジンは1.0L、1.3L、1.5Lと3タイプの排気量がラインアップしているが、中でも主力の1.3Lエンジンは新開発のアトキンソンサイクルエンジンに置き換わる。JC08モード燃費は25.0km/Lとなる見込みで、現行モデルの21.8km/Lから大幅に性能アップすることになる。

ライバルでは日産・ノート DIG-Sが25.2km/L、マツダ・デミオ 13-SKYACTIVが25.0km/Lでこれらと同水準に並ぶ。これまでトヨタの燃費改善策はハイブリッドシステムの採用に重きが置かれてきた印象。この燃費性能に優れた1.3Lガソリンエンジンは他車種へも搭載されていくことになるだろう。

また、圧縮比は現行の11.5から13.5に高められる。最高出力は99psと現行モデル比で+5psアップ、最大トルクは12.3kgmで現行モデルと同値となる。

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