次期スープラはカーボン製モノコックに2.5Lターボハイブリッドエンジン搭載

トヨタ

次期スープラの開発再開を決定付けるコンセプトカー、FT-1がデトロイト発表

トヨタでは次期スープラの開発が進められている。

(写真はFT-1)
スープラ後継コンセプト FT-1

スープラは2002年にA80型として最終モデルの販売が終了し、2007年にFT-HSと名付けられた後継モデルと想定されるコンセプトカーがデトロイトで発表されていた。ただし2008年のリーマン・ショックにより、その開発は白紙となっていた。

FT-1 スープラ後継車 FT-1 SUPRA

その後、2014年1月のデトロイトで次期スープラの開発再開の動きを決定付けるコンセプトカー、FT-1が発表されたことでファンの期待が再燃している。

次期スープラはカーボン製モノコック、BMWからの技術供与によって実現

(写真は新開発2.0Lターボエンジン)
2.0L ターボエンジン トヨタ レクサス

次期スープラに搭載されるパワーユニットは、2.5L ターボハイブリッドとされる。最近ではレクサスNX200tとして、新開発の2.0Lターボエンジンを搭載したモデルが市販間近となっている。このターボエンジンをベースに排気量を2.5Lへアップ、さらにモーターアシストが加えられたハイブリッドシステムが開発中となっている。このハイブリッドエンジンはトヨタおよびレクサスブランドで販売されるスポーツモデルに搭載されていくことになる。そのシステム最高出力は400ps級となる見込みだ。

(写真はBMW i3とi8)
BMW i3 BMW i8

そして、次期スープラの話題で欠かせないのがBMWからの技術供与である。トヨタとBMWはスポーツカーの共同開発で提携関係にあるが、これは具体的にはBMWからトヨタへカーボン製モノコックに関する技術協力が行われることになりそうだ。既にBMWはi3、i8においてカーボン樹脂とアルミによるモノコックボディの量産化に成功しつつある。次期スープラはカーボンファイバーを多用したボディとなるだろう。

次期スープラの市販時期は2016年が想定される。

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