シエンタのフルモデルチェンジは2015年秋の予測、ボディ拡大とハイブリッド化

トヨタ

シエンタが2015年秋にフルモデルチェンジ、1.5Lハイブリッド搭載か

トヨタのコンパクトミニバン、シエンタのフルモデルチェンジが2015年秋にも実施される見込みだ。1.5Lエンジン搭載の小さな7人乗りミニバンとして人気のシエンタだが、2003年デビューということで販売11年が過ぎるモデル末期車種となっている。最近では月間販売台数が2000台を下回る月も多く、フルモデルチェンジが待望されている。

(写真はシエンタ現行モデル)
トヨタ シエンタ

シエンタのライバルと言えばホンダのフリードが第一に挙げられる。シエンタよりもやや大きなボディサイズで優れた居住性を持ちながらもエンジンはシエンタと同じ1.5L。さらにフリードにはハイブリッドモデルもラインアップしており、このクラスの人気をリードする車種となっている。このフリードも最近では月間販売台数が5000台程度に落ち着いてきており、ようやくシエンタの攻勢時期に来たと考える。

シエンタ

次期シエンタは打倒フリードということで、ハイブリッドモデルのラインアップは必至となる。既にトヨタはコンパクトハイブリッドカーのアクアをラインアップしており、これに搭載される1.5LのTHSⅡが次期シエンタ搭載のハイブリッドシステムとして有力と考える。

また次期シエンタは、ボディサイズについてもフリードクラスに拡大される見込み。これまでよりも広いキャビンスペースが与えられることになるだろう。

(写真はフリード現行モデル)
ホンダ フリード

シエンタのライバル車、フリードは翌2016年にフルモデルチェンジか

一方でフリードも2016年にはフルモデルチェンジが計画されている。次期フリードはシエンタの動向を見ながら開発が進められることになりトヨタにとって油断できない相手となるだろう。

現在、シエンタはカローラ店だけの取り扱いであるが、他のディーラー系列店にも販売網を拡大すると考えられる。

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