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NEW スバル【BRZ】D型発表、2024年7月年次改良、MT専用SPORTモード、デイタイムランニングライトの採用、AT車マニュアルダウンシフト制御の許容回転数拡大、消費税込み約332万円から
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トヨタが86より小さいスポーツクーペの開発を断念、マツダとの提携が原因
近年のトヨタは、スポーツカーのラインアップ復活を目論み、新型車両の開発を進めてきた。上級クラスから並べていくと、まずはスープラ後継モデルとしてFT-1コンセプトを発表しており、BMWとの協業により市販化に向けた開発が進められている。次に2012年に発売された86。そして、さらに小さなモデルとして1.5LクラスのFRスポーツクーペを計画していた。
この中で唯一市販化を果たした86は、約250万円のスタート価格が設定されている。マーケティングサイドから見た86の存在意義とは、若者にスポーツカーブームを巻き起こす狙いがあった。しかし乗り出し価格で約300万円にも達する実用性の低いクルマが若者に売れるわけもなく、オーナーの年齢層は比較的高めというのが実情であった。こういった反省もあり、本当に若者が買える低価格なスポーツカーとして、1.5LクラスのFRスポーツクーペの開発が進められていた。
しかし、この1.5LクラスのFRスポーツクーペの開発は中止となったようだ。
トヨタ新型1.5L FRスポーツクーペがロードスターOEMになる可能性は?
開発中止の直接の原因は、2015年5月に発表があったトヨタとマツダの提携にあるとされる。つまりマツダ・ロードスターの存在である。
2015年5月に発売されたロードスターは、まさに1.5LクラスのFRスポーツクーペであり、さらに別デザインのOEM車がフィアットブランドで2015年11月にデビューする計画となっている。仮にトヨタもロードスターの車両供給を受けることでロードスターがベースの車種を販売することができれば、自社開発の多くが不要となる。
ただし、ロードスターの車両価格も約250万円からということで、86とほとんど変わりがない。いずれにせよ本当に低価格なスポーツカーの実現は難しそうである。
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