トヨタの軽自動車、ピクシススペースに続くOEM車種は何か?

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トヨタの軽自動車は、更に拡充していく

トヨタ初の軽自動車としてピクシススペースが発売された。
当面は月間販売台数2000台を目標にしているようだが、トヨタの販売力であれば達成は容易なはず。
ピクシススペースはダイハツから車体供給を受けるOEM車種で、ムーヴコンテと共通車体となっている。
トヨタでは、今後さらにダイハツが生産する車種から供給を受け、ピクシス・シリーズとしての軽自動車ラインアップを拡充していく予定という。
ただし、積極的に販売促進を行うという感じではなく、あくまで顧客の要求に応じるという販売スタンスが基本のようだ。
トヨタでは、これまで普通車を購入していた顧客の高齢化が進み、より小さなクルマを求めるユーザーが増えている問題があり、これに対応した形となる。
もちろんメインでは自社で生産した普通車を売りたいと考えている。

ピクシス第二弾、第三弾の車種は?

ピクシスと名付けられたトヨタの軽自動車だが、ピクシススペースに続く第二弾が既に決定している。
車名はまだ発表が無いが、ダイハツの軽商用車ハイゼットが年内にもOEM化しトヨタのピクシスシリーズに加わるようだ。

また、更にラインアップを増やす予定もあるという。
次に選ばれる車種としては、ダイハツがスバルに供給している車種は避けられるということ。
例えば、スバル・ステラのOEM元であるムーヴは可能性が低いということだ。
同じ理由でミラ、タントエグゼ、アトレーワゴンについても、トヨタ・ピクシス版の実現は難しい。
また、タントについては、ダイハツの主力車種の一つであるため簡単にトヨタには渡したくない事情がダイハツ側にある。
そうなると、先日発売されたばかりのミライースが候補として上がってくる。
当初、トヨタ版ミライースとトヨタ版ハイゼットの年内12月の同時デビューも噂されたが、決定しているのはトヨタ版ハイゼットのみ。
トヨタ版ミライースはまだ発売されたばかりということもあり、ダイハツの販売店からの反発が避けられないようで、仮に実現できたとしても来年以降という話だ。

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