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ノア&ヴォクシーハイブリッドは5ナンバー枠いっぱいに拡大
ノア&ヴォクシーがフルモデルチェンジし2013年11月20日から開催される東京モーターショーで公開される見込みである。
現行ノア&ヴォクシーは2007年に2代目として販売が始まったが、実はこのときプラットフォームは2001年発売の初代モデルからのキャリオーバーとなっていた。さすがに設計の古さが目立つようになってきており、ライバル車に対して見劣りする部分が多くなっているのが現状だ。
次期ノア&ヴォクシーは新設計の低床プラットフォームが採用され、操縦安定性や居住性が高められることになる。
そしてボディサイズは拡大する。全長は現行比でプラス約10cmの大型化を果たし、4.7mの5ナンバー枠いっぱいにまで引き伸ばされることになるだろう。これはステップワゴンやセレナといったライバル車たちと同等サイズに並ぶことになる。狭いと不満を持つユーザーが少なくなかった3列目シートは、より実用的な広さが与えれることになるはずだ。
次期ノア&ヴォクシーは新型2.0Lハイブリッドが導入される可能性あり
次期ノア&ヴォクシーはハイブリッドエンジンが導入されるということでも注目されている。駆動用蓄電池としてリチウムイオンバッテリーが採用されるということは前回報告したが、エンジン排気量については未確定な段階である。
バッテリータイプからプリウスαの1.8Lと共通システムになる可能性がまず考えられるが、ミニバンという重量を考えれば1.8Lではやや非力にも感じる。かと言ってカムリの2.5Lのシステムでは税負担も上がりオーバースペック。そこで、トヨタが未だ商品化していない2.0Lのハイブリッドシステムを新たに開発してくる可能性があるだろう。
コスト面では既存の1.8Lおよび2.5Lを流用させるのが当然有利なのだが、ノア&ヴォクシーはこれまで古い設計のままで相当な台数が販売されてきており、次期モデルの開発資金は潤沢に用意できるのではと想像する。
2014年にはステップワゴンハイブリッドが2.0Lのシステムで発売される見込みだ。ノア&ヴォクシーがこういったライバル車との燃費競争を有利に戦うためにもジャストサイズの2.0Lハイブリッドシステムが新開発されるのではと考える。