エスクァイアが10月下旬に発売、ノア/ヴォクシーがベースの新型ミニバン

トヨタ

トヨタがエスクァイアを今秋発売、ノアとデザイン違いの2.0Lクラスミニバン

トヨタから新型ミニバン、エスクァイアが2014年10月下旬にも発売される見通しとなった。

(写真は現行ノア)
新型ノア コンセプト

エスクァイアは、新型ミニバンとは言っても現行ノアをベースにした派生車種となる。ヴォクシーに続く第三の姉妹車として外観デザインのバリエーションを増やすことで、同一車体でこれまで以上の販売台数を狙ったモデルとなる。

ノアはシリーズのベース車らしくクセのないデザイン、ヴォクシーは若い男性にターゲットを絞ったスポーティーなイメージが与えられてきたが、新型エスクァイアは高級感を全面に押し出したモデルとなる。

新型エスクァイアのデザインは高級志向、フロントグリルはマジェスタ調

エスクァイアのエクステリアデザインはトヨタの上級セダン、クラウンマジェスタの流れを汲む造形がフロントグリルに採用される。

(写真は現行クラウンマジェスタ)
クラウンマジェスタ

この他に大きなデザイン変更は施されないとされ、基本的にはノア/ヴォクシーと同じ形状のパーツで組まれる。ただし、インテリアは高級感をテーマとした新たなカラーリングが採用され、ワインレッドと木目調パネルを要所に使ったプレミアム感のある仕上がりとなる。

(写真は現行ヴォクシー)
新型ヴォクシー コンセプト

新型エスクァイアのボディサイズは、全長4695mm×全幅1695mm×全高1825mm。高級感がテーマとなっていることから全幅1.7mオーバーの3ナンバーサイズになると考えられていたが、全幅は1.7m未満となり5ナンバーサイズに収まりそうだ。

パワートレインは、当初ハイブリッド専用車になるのではと考えられていたが、1.8L THSⅡハイブリッドに加えて、通常の2.0Lガソリンエンジンモデルも用意される。

グレード展開は、GiとXiの2タイプが各パワートレインに設定され、計4タイプがラインアップ。これらはいずれもノア/ヴォクシーの廉価グレードよりも上級となるため、相対的に割高となる見込みだ。

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