新型クラウンへのフルモデルチェンジは12月25日、価格ダウンと装備の簡略

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クラウンがフルモデルチェンジ、ロイヤルサルーンとアスリートの価格

トヨタ・クラウンの14代目へのフルモデルチェンジが2012年12月25日に行われる。既に12月1日から受注受付を開始している。今回からは車格ダウンと低価格化が行われ、ターゲット年齢層を少し下げたという。

新型クラウンのエンジンとトランスミッションの組み合わせは3タイプが用意される。
ベースとなるのが直4 2.5L+6ATでロイヤルサルーンは353万円から、アスリートは357万円からの価格設定となる。唯一、FRと4WDの両方が設定される組み合わせとなり、4WDを希望するユーザーはこのタイプを選ぶことになる。

そして、現行モデルでクラウンハイブリッドと名付けられた専用車名は、今回からエンジンタイプの一つとしてグレード化することになる。ハイブリッドシステムは現行のV6 3.5Lから大幅ダウンの直4 2.5Lが採用され、これはカムリのシステムをベースにFR化させたもの。トランスミッションはCVTで、価格はロイヤルサルーンとアスリート共に410万円からとなる。

また、V6 3.5Lエンジンモデルも設定され、こちらはアスリートのみで価格は497万円から。トランスミッションとしては8ATが採用される。

(写真は現行クラウン)
クラウン トヨタ

新型クラウンの価格設定はダウンしたが、実質的な値上がり

新型クラウンは、現行モデルに対し表面上の価格は下がっているが、標準装備が省かれている部分があり、お得感という意味では現行モデルに利がある。現行2.5Lロイヤルサルーンは415万円から、新型同モデルは409万円からと6万円の値下げのように感じるが、リアサイドエアバッグやインテリジェントAFSなどの装備がつかず、厳密に見ていけば割高と言えるわけだ。

この他、代表的なオプション装備として、プリクラッシュセーフティーシステムとレーダークルーズコントロールが含まれたアドバンスドパッケージが21万~22万2600円となる。

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