ラクティスが2014年にモデルチェンジの計画、エネルギー回生機構を採用

トヨタ

トヨタがラクティスのビッグマイナーモデルチェンジを2014年に予定

2010年から販売されている2代目ラクティスの改変が2014年春に計画されている。
初代モデルから2代目にかけては、5年でフルモデルチェンジがなされたが、2014年はマイナーモデルチェンジということで本格的な世代交代はまだまだ先になる。しかし、エンジンや電力周りの改良がなされ燃費性能は大幅に向上する見込み。グリルデザインの変更も含まれたモデルチェンジとなり、2代目ラクティスは後期モデルへと移行する。

(写真は現行ラクティス)
ラクティス

新型ラクティスに回生ブレーキシステムを採用

マイナーモデルチェンジ後のラクティスで注目したいポイントの一つがエネルギー回生機構の導入である。これはハイブリッドシステムのような積極的な燃費改善策ではないが、減速時のエネルギーを回収することでオルタネーターの発電負荷を低減し、結果として燃費を向上させるものになる。ローコストで燃費改善ができるとして軽自動車の新型ワゴンRにも導入された手段だ。
大容量バッテリーの導入と充放電の効率化も行われ、さらにエンジン本体にも改良が施されることで、JC08モード燃費は25km/L程度になると予測される。現行の20.6km/Lから大幅な性能アップとなるだろう。

インテリアではカラーリング変更のほか、インパネの質感が向上するという。インフォメーションディスプレイも新しくなる。エクステリアでは、フェイスが一新する他にリアコンビネーションランプのデザイン変更やLEDポジションランプが加わり、よりスタイリッシュに生まれ変わる。

また、ラクティスにはOEM車のトレジアが兄弟車としてスバルでラインアップされているが、こちらも同様の改変が行われる。さらに、本家のラクティスとは異なる独自のサスペンションチューンが施されるというから楽しみだ。

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