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カローラハイブリッド、アクシオ&フィールダーともに発売予定
2012年5月に11代目としてカローラがフルモデルチェンジしたが、待望のハイブリッドモデルの発売には至らなかった。しかしこれから遅れること1年、来年2013年内にはハイブリッドグレードを追加投入するスケジュールで開発が進行している。
ハイブリッドグレードが設定されるのは、セダンのカローラアクシオ、ワゴンのカローラフィールダーの両方である。ハイブリッドシステムは1.5LのTHSⅡで、アクアのシステムをそのまま流用させることになる。元々現行カローラはハイブリッドモデルありきで開発されていたため大掛かりな変更もなく1.5L THSⅡの搭載が可能だという。
燃費は33~34km/L程度になると推測されており、これはアクアの35.4km/Lとプリウスの32.6km/Lの間ぐらいになるという考えに基づいている。
ニッケル水素バッテリーは、リアシート下部に搭載され、現行モデルと遜色ないラゲッジスペースが実現されそうだ。
また、カローラハイブリッドの価格は、169万円からのアクア以上、217万円からのプリウス未満ということで、200万円前後からになると考えられる。
カローラハイブリッドの実現を急がせたのは、ダウンサイジングターボエンジンの遅れか?
当初はビッグマイナーチェンジのタイミングで、ハイブリッドが投入されると考えられていたが、ここまで早いタイミングということになれば、外観デザインは現行カローラとほとんど同じになるだろう。ただし、グリルは専用デザインで、エンブレムはこれまでのトヨタハイブリッド車と同じく青色が入ることが想定される。
カローラシリーズは、ユーザーの高年齢化が進んでおり、トヨタが抱える問題の一つでもあった。このハイブリッドグレードの追加により、ユーザーの若返りも狙っている。
一方で、ハイブリッドと同じく噂されていたダウンサイジングターボエンジンの投入は、さらに遅れることになるだろう。
ダウンサイジングターボエンジンの市販化は、日系メーカーでは日産が今夏発表の新型ノートで成功している。トヨタはこれまでハイブリッド技術に依存してきた経緯もあり、その実用化にはまだいくつかのハードルがありそうだ。