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86オープン、ほぼ完成していたのに発売中止は本当なのか?
トヨタ・86をベースにしたコンバーチブルスタイルのオープンカーが開発されており、既に2013年のジュネーブモーターショーでFT-86 OPEN CONCEPTとして発表されていた。
その車体はあくまでコンセプトモデルとしながらも市販モデルかと思えるほどの完成度であった。しかし、米国大手メディアのオートモーティブニュースによる2013年7月下旬の報道によると、86オープンの開発は中止になったとのこと。このことは多くのメディアに取り上げられ話題となった。そして、86オープンが中止になった理由、それは一定の販売台数が見込めないという経営的な問題だという。果たしてこのまま86オープンは、モーターショーを飾っただけの幻の一台となってしまうのだろうか。
(上海モーターショー2013でも出展)
86オープンの発売中止を断定するのは、現時点ではまだ早いと考える
まず考えたいのが86オープンの車両価格である。標準の86に対して、電動ソフトトップと専用設計のウインドシールド、そしてオープン化に伴う補強材が加わり、さらにGTグレード並の内外装が施されるとすると、価格は400万円前後は見ておきたい。トヨタブランドの2.0Lオープンスポーツカーが400万円を超えるとなると高く感じなくもない。
一方で、2012年に発売した通常モデルの86だが、その世界販売台数が2013年の今夏に7万台を突破したとの発表がなされている。その内訳は日本が約3万台、米国が約2万1400台ということで、ほとんどが日米で占められるという結果であった。欧州での販売が振るわなかったものの、スポーツカーの販売台数としては上出来に感じる。現行モデルの人気不振が86オープン中止の原因ということは考えにくい。
(写真は86)
現時点では、86オープン中止というニュースの恐らく全ては、「オートモーティブニュースによると」との但し書きのあるものばかり。つまり他ルートでの情報源が無いことから、まだ86オープン中止を確定できる段階には無いと考える。
86オープン中止の真相、それは2013年9月のフランクフルト、11月の東京およびロサンゼルス、2014年1月のデトロイトの各モーターショーにおいて、86オープンが出展されるかどうかで判断できると考える。
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