86とBRZがマイナーモデルチェンジ、後期モデルはローギアード化

トヨタ

86/BRZは2016年秋に後期型へマイナーモデルチェンジ、フロントデザイン変更

トヨタ・86、スバル・BRZの後期モデルの開発が進められている。マイナーモデルチェンジ時期は2016年秋ごろが予想される。

(写真はトヨタ現行86)
86

86およびBRZは東京モーターショー2011でワールドプレミアされたモデルであった。2012年に入ってから発売され、販売期間としては4年を迎えようとするタイミングに来ている。2016年秋頃に行われるマイナーモデルチェンジではエクステリア変更が盛り込まれた大掛かりなものとなる見込み。両モデルは後期型へと切り替わることになる。

(写真はスバル現行BRZ)
BRZ XT Line Concept BRZ XTラインコンセプト

後期型の86およびBRZのフロントデザインはグリルの開口形状が変更され、メッシュグリルが採用される計画となっている。

後期型86/BRZのエンジンは前期型と変わらない、ローギアード化で加速重視に

(写真は86GRMNコンセプト)
86GRMN コンセプト 86GRMN リアコンビネーションランプ

一方で現行86ベースにしたコンプリートカーとして、86GRMNが2015年12月21日に発売日を迎える予定となっている。こちらはエンジンにも手が加わり、可変インテークマニホールド、低フリクション化、パーツの軽量化によってパフォーマンスアップが図られる。ターボ化などの過給器を使わずに最高出力は200psから219ps、最大トルクは20.9kgmから21.1kgmの向上を果たす。

後期型86/BRZにもこのエンジンのパフォーマンスアップが盛り込まれれば歓迎だが、それはコスト的に難しそう。エンジンは前期型と後期型で大きな変更点は無いと考えられる。ただし後期型には、ファイナルギア変更によるローギアード化が実施される見込みとなっており、また違った乗り味となりそうだ。

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