トヨタ86が約1万円の便乗値上げ、サスペンション改良で操安性と乗り心地が向上

トヨタ

86と姉妹車BRZの一部改良、消費税増税後の販売にテコ入れ

トヨタの86が一部改良を受け2014年6月2日に発売される。

(写真は新型86、シャークフィンルーフアンテナを標準装備)
86 トヨタ 2014年

トヨタ・86は水平対向エンジン搭載のFRスポーツカーとして2012年の発売から多くのファンを魅了し続けてきた。最近では販売台数が落ち着いてきたという話もあり、さらに消費税増税もスタートした。一部改良によって販売にテコが入れられる。

なお姉妹車のBRZも同様の改変が行われる見込みだ。

(写真は現行BRZ)
BRZ 水平対向エンジン搭載

BRZスバル2013

新型86のショックアブソーバーが改良される、2タイプ新色が追加設定

新型86の最も大きな変更点はサスペンションとなる。ショックアブソーバーのフリクション特性が見直され、操縦安定性能と乗り心地は共に向上するとしている。
オプション装備として人気の高かったシャークフィンタイプのルーフアンテナが標準装備化される。

今回は一部改良ということでエクステリアでの大きな変更点はない。しかしボディカラーに写真の2タイプの新色が追加される。

(新型86、クリスタルホワイトパール)
86新色クリスタルホワイトパール

(新型86、アイスシルバーメタリック)
86新色アイスシルバーメタリック

また、インテリアも小変更が盛り込まれ、グレードGTとグレードGTリミテッドは、インパネがカーボン調に変更される。

トヨタ 86 インテリア

残念ながら今回の改良で車両本体価格も見直され、概ね1万円程度の値上がりとなる。86最上級グレードのGTリミテッドで比較すると、旧税込み価格の305万円から314万7709円となり、消費税アップ+便乗値上げにより10万円近い負担増となる。

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