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スイフトに次期モデルあり、スズキのコンパクトカーの本命は変わらず
スズキ・スイフトの4代目となるフルモデルチェンジが近づいているが、2016年9月29日にプレスデーを迎えるパリモーターショーがそのワールドプレミアの舞台となることが予想される。
コンパクトカーのセグメントで強みを持つスズキであるが、最近では特に動きが激しかった。Bセグメントハッチバックのバレーノ、AセグメントクロスオーバーSUVのイグニスの2モデルを立て続けに発売した。これらの新規モデルが投入されたことで、従来からあるスイフトが廃止されるのかとも予想されたが、スイフトは2016年秋にフルモデルチェンジされるとのこと。やはり国内向けコンパクトカーの本命はスイフトということになる。
次期スイフトに搭載されるのは、ハイブリッドかダウンサイジングターボか?
スズキは、2015年にフルモデルチェンジしたソリオにおいて新開発の軽量プラットフォームを実用化した。軽量化は特に燃費性能においてアドバンテージとなる要の技術であるが、これは次期スイフトにも採用されることになる。現行スイフトの最軽量モデルは960kgという車体重量であるが、次期スイフトでは900kgを下回ることが予想される。おそらくほとんどのグレードで車体重量が1tを下回ることになり、これは単純に燃費性能でプラスになるばかりでなく、重量税でもワンランク下となるからユーザーメリットは大きい。
次期スイフトのパワートレインは、ソリオの1.2Lマイルドハイブリッド、市販予定の1.2Lストロングハイブリッド、バレーノの直3 1.0Lダウンサイジングターボの3タイプの何れかが上級パワートレインとして選ばれるだろう。現行の1.2L+CVTも低価格グレードを構成する重要なパワートレインとして残るはずだ。
パリモーターショー2016では、次期スイフトの他に日産が次期マーチの市販型を発表する見込みとなっており、こちらも注目となるだろう。