ソリオのストロングハイブリッド版の発売遅れる、2016年秋頃に延期

スズキ

ソリオの販売が好調、ストロングハイブリッドの導入は先延ばし

ソリオにストロングハイブリッドが発売されるということであったが、計画が遅れている。以前のレポートでは2016年2月にも発売されるとしたが、5月となった現在でも実現されていない状況だ。現在の予定では、現行型の発売から一年が経過する2016年秋に発売される見込みとなっている。

(写真は現行ソリオ マイルドハイブリッド)
ソリオ ハイブリッド

ソリオストロングハイブリッドは2つのモーターとAGSトランスミッションを採用

ソリオは2015年にフルモデルチェンジされたまだまだ新しいモデル。昨年度の販売台数は4万0884台となり、スズキの登録車で最も売れた車種となった。

ソリオ HYBRID 東京モーターショー2015

このクラスのスライドドア付きワゴン車では、3列シートを装備したトヨタ・シエンタやホンダ・フリードが市場の中で存在感が大きいが、ソリオは潔く2列シートにとどめることで低価格を実現。さらにマイルドハイブリッドモデルも用意されており、燃費性能も優れる。このあたりが販売が好調な理由と考える。

ソリオハイブリッド スズキ

そして、今秋のストロングハイブリッドの導入によって、このポジションでの優位性はさらに盤石となるだろう。

スズキ ストロングハイブリッドシステム AGS

既に、昨年の東京モーターショー2015では、2つのモーターとAGSトランスミッションが特徴となるストロングハイブリッドの技術出展があった。AGSの採用で低コスト化しつつ、そのデメリットであるシフト時のギクシャク感をモータートルクで補うというスズキ独自のシステムが採用される。

スズキハイブリッドISG AGS スズキ ハイブリッド MGU

このストロングハイブリッドのモデルとなっているのがまさにソリオであり、市販化は間もないと思われていた。

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