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新型スイフト、グローバル重視のスズキは国内向けに多くの台数を割り当てない
スズキのスイフトが昨年末にフルモデルチェンジ発表され、2017年1月4日より販売されている。その発売初月の販売台数が3788台となった。
(写真は新型スイフトのカスタムモデル、東京オートサロン2017)
新型スイフトについては、実際の人気の度合いを示す指標となる受注数が発表されていない。ただ、月間販売台数3000台というなかであるので、スズキが用意できる台数のすべてが完売という状況ではないだろうか。今回の新型スイフトは完成度が高く、月間目標を5千台、6千台と切り上げても販売していけるのではと考えるが、スズキとしては国内向けスイフトにそれほどのリスクテイクを行う意気込みはなさそうだ。
スズキ・スイフトは是非とも検討して欲しい、見せかけの燃費性能より確実に安い税金
新型スイフトのボディサイズは全長3840mmとなっており、先代型よりわずかに10mm短くなった。モデルチェンジごとにボディサイズが拡大する車種の多い中では、あくまでもコンパクトに拘った印象である。4m前後のアクア、ヴィッツ、フィット、ノート、あるいは3.7m前後のパッソ、マーチ、ミラージュの中間にあたるサイズとなる。これらは大まかにはBセグメントとして括られるコンパクトカーであるが、スイフトは絶妙に競合を避けたサイズ感が与えられた。
新開発の軽量プラットフォームの採用により、新型スイフトの車体重量は多くのグレードで1tを下回っている。さらに、1.0Lエンジンモデルもラインアップする。重量区分、排気量区分のそれぞれで日本の税制で優遇を受けることになる。1.2Lのマイルドハイブリッドモデルもラインアップしており、こちらは燃費性能で優れる。
ラゲッジも1.0Lクラス車として見れば、余裕を感じる。欲を言えば、あと100mm程リアオーバーハングが伸ばせれば、クラストップレベルのラゲッジ性能も期待できたのだが。このあたりは前述の通り、競合を避けた絶妙なサイズ感が優先された結果であろう。
最後に、これはメリットにもデメリットにもなり得るが、シートがタイトでしっかりとしたホールド感が特徴として感じられた。ドライバーによっては疲れ知らずといったところであるが、大柄な男性なら窮屈に感じるかもしれないので事前にチェックしたいポイントである。