ソリオの3列シートミニバンが来年2012年発売

スズキ

ソリオを延長して3列シートに、スズキのコンパクトミニバン誕生か

ソリオは昨年デビューした、スズキのコンパクトワゴン車。
このソリオをベースに全長を拡大させた、3列シートミニバンの発売をスズキは計画している。
現在、3列シートのコンパクトミニバンとしてはホンダのフリードが好調。
このフリードと直接ライバルになるような車種になるはずだ。
ソリオベースの3列シートの発売予定は来年2012年となっている。

ソリオ・3列シートは世界戦略車に

スズキはかつて国内の軽自動車市場をメインにビジネスをしていたが、近年グローバル市場へ進出していくことに方針転換した。
従来からの稼ぎ頭であるスズキ・ワゴンRは、今でも軽自動車で一番の売れ筋車種ではあるが、軽自動車全体のシェアNo.1の地位は2006年以降、スズキからダイハツに移っている。
スズキはグローバル市場へ進出するための世界戦略車として、これまでスイフトやスプラッシュ、ソリオといった、普通車規格のコンパクトカーをデビューさせてきた。
ソリオの3列シートミニバンもその一連の流れの中にある車種となる。

海外生産の可能性も

3列シートのソリオに関しては、海外工場での生産が検討されているという。
これは日本からの輸出による円高リスク回避を意識したもので、海外での販売も大きく視野に入れていることになる。
生産拠点になる可能性が高いのは、スズキのインド工場が第一にあげられる。
昨年2010年の1月に開催された、インドのデリーでのオートショーでは、同国で生産予定であるコンセプトR3と名付けられた3列シートのコンパクトミニバンが出展されており、来年2012年の発売を予告していた。
この頃から、3列シートのソリオについて、相当具体的なイメージを持っていたことになる。
ベース車のソリオ同様に人気車種になる可能性は高い。

タイトルとURLをコピーしました