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NEW 新型【クロストレック S:HEV】価格3,833,500円より、2.5Lストロングハイブリッド2024年10月17日先行予約スタート、12月発売見込み【スバル最新情報】一部改良B型9月13日発表、マイナーチェンジまだ、マルチパスウェイワークショップでTHS採用テストカー登場
スバルのハイブリッドはXVから、発売は6月の見込み
スバル初のハイブリッドエンジン搭載車、XVハイブリッドの日本発売が2013年6月にも行われるようだ。予約開始は5月頃からの見込みで、富士重工業ではその準備が進められている。
先月2013年3月のニューヨークモーターショーでワールドプレミアを迎えたXVクロストレックハイブリッドだが、開催地の北米では2013年秋の発売とされていた。販売のスケージュールは日本市場で先行されることになる。
XVハイブリッドは10kWモーター搭載ながらもEV走行が可能?
XVハイブリッドに搭載されるパワートレインは、2.0L NAの水平対向エンジンに最高出力13.4hp(10kW)のアシストモーターがリニアトロニックCVTの中に埋め込まれたシステムとなる。ガソリンエンジン単体での最高出力は148hp/6000rpm、最大トルクは145lb-ft(20.1kgm)/4200rpmとなっており、駆動用バッテリーには100V、13.5kwのニッケル水素蓄電池が採用される。現在のところハイブリッドシステムについては、これらの情報しか公開されていない。ここから予想されるのはトヨタTHS-Ⅱのようなシステムではなく、ホンダIMAに近いマイルドハイブリッドになるということである。電気モーターの出力が10kW程度であることから、電気モーターだけを使った発進はこれまでの常識では考えにくい。しかし、このXVハイブリッドは、条件によっては約40km/h以下でのEV走行が可能であるとのこと。このあたりは10kWクラス ハイブリッドの進化を感じるところである。
スバルのハイブリッドカーは、このXVを含めたインプレッサファミリーでの開発が進められてきた。当初は2012年度内の収益にプラスになるようなスケージュールでの発売が目標となっていたが、これまで発売延期を重ねてきた経緯がある。今年に入ってからの新聞発表では2013年夏頃の発売ということで、今回のNYショーの発表でようやく販売開始に目処がついたことになる。