次期WRX-STIのデザインが決まった、エンジンは1.6Lボクサーターボか
スバルは2013年3月から開催中のニューヨークモーターショーにて新型インプレッサベースのWRXコンセプトを発表した。
今回はあくまでデザインコンセプトとしていることから、パワートレインについて正式な発表は無かった。しかし搭載されるエンジンとしては、1.6L水平対向ボクサーターボ(FA16型)で、その仕様は最高出力240ps、最大トルク30,0kgm程度になるという話もあがっている。このボクサーターボエンジンは、2011年の東京モーターショーでエンジンユニットのみの発表があったが、これがようやく新型WRX-STIとして市販化することになる。現行WRX-STI 2.0Lターボモデルの最高出力308ps、最大トルク42.0kgmと単純比較すると大幅なスペックダウンであることが否めないが、新型は低速域からしっかりトルクの出るセッティングになるという。新型WRX-STIの燃費性能は、JC08モードで16km/L程度になると予想され、現行の9.4km/Lと比較して劇的に向上することになる。
エクステリアではコの字のヘッドライトとリアコンビネーションランプが特徴的である。このデザインの流れは次期レガシィなどといった他の次世代スバル車種にも展開されていくだろう。
新型インプレッサWRX-STIの発売は東京モーターショー2013に注目
さて、次期モデルのWRX STIは現行インプレッサ セダンをベースにしたものではなく、発売される新たな派生車種インプレッサ ツアラーがベースになるという話もあった。
今回のニューヨークモーターショーでセダンベースのWRX STIが発表されたということは、やはり基本のセダンもラインアップに加わると判断できるだろう。
日本発売は未定だが、早ければ今年2013年11月に開催される東京モーターショー辺りで大きな動きがあると考える。