次期新型インプレッサは燃費性能がすごい

スバル

インプレッサの早すぎるFMC

今年2011年秋に発売が予定されている新型インプレッサは、前回のフルモデルチェンジからわずか4年という短いスパンでのデビューとなる。
自動車のモデルチェンジまでの期間が長くなりつつある昨今においては少し異例の早さとも言えるが、これは燃費性能が時代の流れについていけなくなったことが原因として大きい。
これまでのインプレッサは同じセグメントの車としては燃費性能が劣っていた。
これを改善することがフルモデルチェンジのメインの目的ともいえる。
次期インプレッサ wagon
新型インプレッサ ワゴン
次期インプレッサインパネ

ようやくCVTが採用される

これまでのインプレッサは、プラットフォームの都合でCVTを搭載したくてもできない事情があった。
新型プラットフォームはCVTありきで開発が進められている。
CVTの採用は燃費向上に大きく効く改善となる。
新型プラットフォームはホイールベースが2640mmとなり、従来よりも拡大。
室内が広くなり、居住性が増したほか、走行安定性の面でもプラスに働く。
ただし、ボディサイズは現行インプレッサと同程度とし、日本市場で売れるサイズを維持している。
セダンは全長4580mm、全幅1740mm、全高1475mm。ハッチバックは全長4580mm、全幅1740mm、全高1475mm。
ライバル車で言えば、アクセラと同サイズとなる。

燃費性能を高めた新型水平対抗エンジン

インプレッサの代名詞とも言えるボクサーエンジンは、これまで長く使われてきたEJ型からFB型へと進化する。
この新型ボクサーエンジンが燃費向上に大きく貢献する。
燃費の具体的数値に公式な発表はまだ無いが、16.2km/Lを超える10・15モード燃費となることが推定されている。
エンジンタイプは従来通り水平対抗の4気筒DOHCだ。
現在のところ2.0LのNAエンジンのFB20がニューヨークモーターショーでお披露目されており、この他に1.6Lエンジンの設定も計画されている。
また、次期インプレッサは、スバルが開発した車種としては初めてアイドリングストップが搭載されることになっている。

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