新型トールのフルモデルチェンジは2027年6月以降、ハイブリッド搭載に期待
ダイハツ・トールは、2027年6月以降に2代目へフルモデルチェンジすると予想されます。新型で期待されるのが、ロッキーで実用化されている1.2L e-SMART HYBRIDの搭載です。
エンジンで発電した電力を使い、モーターで走るシリーズ式ハイブリッドで、発売時期とハイブリッド化は姉妹車のルーミーにも共通すると予想されます。
現行型は2026年8月に一部改良モデルが発売され、1.0Lガソリン車と1.0Lターボ車の構成を継続しています。今回の改良では、安全機能の更新に加えて装備やボディカラーを拡充し、車両本体価格も引き上げられました。
安全面では、スマートアシストに横断自転車、交差点右折時の対向車、右左折時に対向方向から来る横断歩行者の検知を追加しました。対歩行者の作動に関わる最高速度条件も60km/hから80km/hへ拡大し、ACCは先行車の検知距離・精度と追従挙動を改善しています。これらはタントや先行して改良されたタフトと共通する機能更新です。
また、サイドエアバッグとカーテンエアバッグを標準化し、リヤコーナーセンサーを2個追加しました。Xには運転席シートリフターやアームレスト、タコメーター付き自発光式2眼メーター、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを追加し、日常の使い勝手も高めています。
こうした内容から、今回の一部改良は現行型の販売継続を支える改良と考えられます。次の大きな商品変更は、現行型のマイナーチェンジではなく、ハイブリッド化が期待される次期型へのフルモデルチェンジになりそうです。
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トールとルーミーの販売差は約13倍
2025年度の販売台数は、トールが7,444台、ルーミーが95,164台で、約12.8倍の差がありました。ただし、この差がそのままクルマの性能差を表すわけではありません。トールはダイハツが開発・生産し、同じ車体をルーミーへ供給しています。
両車の室内寸法、エンジン、燃費、価格はほぼ共通です。そのため購入時は、普段利用している販売店、点検や整備の受けやすさ、希望するグレードの在庫や納期を比べるほうが実用的でしょう。ダイハツ車から乗り換えるならトール、トヨタ車とまとめて相談したいならルーミーが選びやすくなります。
装備を選ぶ際は、希望する機能と装備パックの組み合わせを比べるとよいでしょう。標準ボディの電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド、全車速追従ACCは、トールのG・GターボとルーミーのG・G-Tのいずれもメーカーオプションで選べます。両車ともカスタムG系では標準装備です。
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トールG系は電動パーキングブレーキと全車速追従ACCを選択可能
現行型トールの標準ボディには、GとGターボがあります。この2グレードでは、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドをメーカーオプションで装着でき、全車速追従機能付きACCと組み合わせた設定も選べます。
カスタムGとカスタムGターボでは、これらの機能が標準装備です。カスタムの外観は必要ないけれど、信号待ちや渋滞時の操作を減らしたい――そんな場合は、標準ボディのG系が候補になります。見積もりを取るときは、希望するオプションを含めた総額でカスタムGとも比べておきたいところです。
2026年7月時点の消費税込み価格は、Gの2WDが193万9,300円、Gターボが206万5,800円。カスタムGの2WDは211万8,600円ですから、必要な運転支援装備だけを選べるなら、標準ボディのG系は価格と機能のバランスを取りやすいグレードといえます。
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トール シートリフトは助手席が車外へ下降して乗り降りをサポート
トールには、助手席が電動で回転し、車外へ大きくスライドダウンする「トール シートリフト」が設定されています。足腰への負担を抑えて乗り降りでき、家族の送迎や通院に使いやすい福祉車両です。
軽自動車より広い後席と荷室は欲しいけれど、大型ミニバンまでは必要ない。そんな家庭にとって、全長約3.7mの小型ワゴンと昇降シートの組み合わせは扱いやすい一台です。日常の送迎、介助する人の負担、駐車環境を、一台で無理なく両立できます。
ダイハツが公表した2025年度の福祉車両販売実績では、トール シートリフトが上半期に50台を販売しました。次期型を待つなら、シートリフトが継続されるか、シートの昇降範囲や乗降スペースが改善されるかも確認しておきたいポイントです。
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軽自動車からトールへ乗り換えると後席と荷室に余裕
トールは、タントなどのスーパーハイト軽から、車幅と室内の余裕をもう少し広げたいときに検討しやすい小型車です。左右にスライドドアを備え、全長は約3.7mに収まるため、大型ミニバンほど駐車場所を選びません。
普通車になるぶん税金や車検時の費用は軽自動車より上がりますが、その代わりに5人乗車時のゆとりや荷室の使いやすさが手に入ります。後席に人を乗せる機会が多い家庭や、ベビーカー・買い物・通院の荷物を積む場面が多い方は、維持費の差と室内の余裕を天秤にかけて判断するとよいでしょう。
次期型では、乗り降りしやすいステップの高さ、後席の足元、収納、最小回転半径が選びやすさを左右します。運転支援装備を標準ボディでも選べるかどうかも、現行型からぜひ引き継いでほしいポイントです。
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e-SMART HYBRIDなら市街地で滑らかな発進と低燃費に期待
次期型への搭載が期待される1.2L e-SMART HYBRIDは、エンジンで発電し、モーターだけで車輪を駆動するシリーズ式ハイブリッドです。ロッキーで実用化済みで、アクセル操作に対してモーターが素早く反応します。
発進と低速走行をモーターが担うため、送迎や買い物といった市街地走行の多いトールとは相性が良さそうです。坂道や多人数乗車時の発進も滑らかになり、信号の多い道路ではガソリン車より燃料消費を抑えられるでしょう。
ガソリン車を残す場合も、単なる廉価版で終わらせず、軽量化やD-CVTによって実用燃費を高めたいところです。ハイブリッド車とガソリン車のどちらも扱いやすさが磨かれれば、用途や予算に合ったトールを選びやすくなります。
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新型トールで確認したい価格、運転支援装備、シートリフト
新型トールを検討するなら、まずはパワートレーンごとの価格が確認点になります。ハイブリッド車とガソリン車が設定される場合は、その価格差と年間走行距離、送迎や通勤で市街地を走る頻度を踏まえて選びたいところです。
2026年10月時点のトールでは、標準ボディのG・Gターボに電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドがメーカーオプションで設定され、全車速追従ACCを組み合わせたパックも選べます。次期型では、こうした装備設定が継続されるかが確認点になります。家族の送迎や介助に使うなら、シートリフトの継続、助手席まわりの乗降スペース、スライドドアの開口部も重要になります。
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トールのフルモデルチェンジ まとめ
まとめ更新日: 2026/10/10
- フルモデルチェンジは2027年6月以降の見込み
- 新型では1.2L e-SMART HYBRID搭載に期待
新型トールの発売時期、ハイブリッド、現行型との違い
- トールG系は電動パーキングブレーキと全車速追従ACCを選択可能
- 小型福祉車両「トール シートリフト」を設定
- 軽自動車より後席と荷室に余裕があり、全長は約3.7m
- 新型選びでは価格、運転支援装備、シートリフトを確認
トールは2024年12月に安全装備を追加、2026年も現行型を販売
2024年12月の一部改良では、後退時の安全に関する法規へ対応するため、バックカメラと9インチディスプレイオーディオを全車に標準装備しました。Xの2WDは消費税込み174万2,400円となり、改良前から17万5,900円上昇しています。
2026年4月発売モデルでも主要グレードの価格、燃費、パワートレインは維持されました。一方、イルミネーションパックとスタイルパックは2026年4月下旬で生産を終了しています。車両本体の販売と通常受注は2026年7月も続いています。
トールは2022年9月に法規対応と1万円の値上げを実施
2022年9月1日の一部改良では、法規対応を中心に全グレードを1万円値上げしました。一部装備にはパナソニックの「ナノイーX」も採用されています。










