次期エクストレイルを予告か、Xモーションを北米国際オートショーで発表

日産

エクストレイル後継コンセプト、クロスモーションがデトロイト発表

日産は、2018年1月14日より開催される北米国際オートショーでコンセプトカーのXmotion(クロスモーション)を発表した。

(写真はXmotion)
クロスモーション

Xmotionは、2020年以降の日産のデザインの方向性を指し示すモデルとしている。クロスオーバーSUVのボディタイプから察するに、具体的にはエクストレイルあるいはローグの次期型を予告するコンセプトカーと考える。

クロスモーション リアコンビネーションランプ クロスモーション 次期エクストレイル

次期エクストレイルは近未来シティSUVに進化、VC-Tエンジンの搭載も期待される

日産のトレードマークである逆台形のVモーショングリルは巨大化することで、フロントデザイン全体に溶け込んでしまった。ボディ全体の第一印象は直線と平面からなるシンプルなスタイルである。その反面ディテールでは曲面を使い、都会的かつ未来的なクロスオーバーSUVに仕上げられている。

クロスモーション シート Xモーション インテリア

インテリアでは、木材と日本の伝統的な格子柄が多用される。オリンピックイヤーでもある2020年は世界的にも日本が注目される時期にもあり、和のテイストを積極的に組み入れるのも日系ブランドのトレンドとなるだろう。

クロスモーション 木材 クロスモーション エクストレイル

座席は4+2タイプの3列シートが採用される。

(写真はVC-Tエンジン)
VC-Tエンジン マルチリンク

また、次期エクストレイルでは可変圧縮比エンジンのVC-Tの導入が期待される。世界初となる量産可変圧縮比エンジンは、既にインフィニティQX50(スカイラインクロスオーバー)への搭載が確定しており、今後の採用モデルの拡大が予想される。VC-Tエンジンは負荷状況に応じて最適な圧縮比を8~14の間でシームレスに変化できる2.0Lのガソリンターボエンジンで、最高出力268ps、最大トルク38.7kgmのパフォーマンスとなる。

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