日産が新型シルフィをワールドプレミア、北京モーターショー

日産

日産、次期シルフィがデビュー

日産は、車種ラインナップの整理を進める中で、コンパクトセダンクラスについてはティーダラティオを廃止してシルフィに統合することを決めている。そんな中、次期モデルのシルフィが2012年4月25日から開催の北京モーターショーにて、ワールドプレミアを迎えた。
新型シルフィ 北京モーターショー
新型シルフィは中国、日本だけでなく世界中で販売されるグローバルカーとなる。まずは、東風日産乗用車公司の花都工場で生産を始め、2012年の半ば頃に中国での発売が開始される見込みだ。その後、2014年にかけて120ヶ国で発売される。日本仕様の発売時期は2012年内で、中国とほぼ同時期になると予測。
次期シルフィ

新型シルフィは上質感をさらに向上

新型シルフィ、中国仕様のパワートレインは、直4 1.8Lエンジンと副変速機付エクストロニックCVTが採用される。日本仕様では、さらに1.5Lエンジン搭載モデルも望まれるところだ。
新型シルフィ 1.8L
現在の中国市場は、世界で最もセダン需要が高い。日本市場では、この新型シルフィが日産で最も小さなセダンということになりそうだが、中国では更にワンランク小さいサニーもラインアップしている。

シルフィ トランク
新型シルフィのトランクルームはクラス最大の容量を持つ。
センタートランクスルー機構は備えるが、分割可倒式は採用されないようだ。

シルフィ 運転席
新型シルフィ リアシート
次期シルフィの外観デザインはキープコンセプトながら、上質感は向上している。後席レッグスペースも広い。まもなく旧モデルとなる現行シルフィは、それがBセグメントカーの延長線上であることを感じさせたが、新型シルフィには、それよりもワンランク上の車格を持たせてある。

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