新型【シルフィ e-POWER】フルモデルチェンジ日本発売いつ?【日産最新情報】2021年から中国で先行販売

シルフィ
sylphy

新型シルフィ e-POWER 中国仕様

シルフィ e-POWERの日本発売は?日産が「検討中」と回答

日産が中国市場で販売するシルフィ e-POWERの日本発売が待望されている。

コンパクトセダンとしてラインアップされてきたシルフィは、先代型3代目モデルについては、2020年9月に日本仕様の生産が終了している。

新型シルフィ 北京モーターショー

先代シルフィ(2012年 北京)

一方で、中国市場ではフルモデルチェンジを受けた4代目モデルが2019年より販売されており、さらに2021年にはe-POWER搭載モデルが追加されている。国内向けには3代目シルフィ終了後の後継車種が設定されておらず、ラインアップに穴が開いたままとなっている。

日産 SYLPHY e-POWER フロントグリル

2022年6月の株主総会では、e-POWER搭載の新型セダンの国内導入について、株主から回答を求められる場面もあった。しかし現在のところ、日産はシルフィ e-POWERの国内導入について「検討中」としながらも明確な回答を避けている。

シルフィ e-POWER

シルフィ e-POWERの日本発売の時期としては2023年以降が予想される。

新型シルフィ中国仕様はe-POWER搭載

中国市場においては2019年にフルモデルチェンジされた新型4代目シルフィが販売されており、e-POWER シルフィは、この新型のみに設定される。

シルフィ e-POWER nissan

e-POWERは、搭載しているガソリンエンジンで発電した電力により100%モーター駆動で走行する。そして、電気自動車と同様に、モーター駆動ならではの力強くレスポンスの良い加速とともに、高い静粛性が実現される。このe-POWERを搭載した新型シルフィは、300N・mの高トルクと100キロメートルあたり3.9リットルという低燃費を両立し、5つのドライビングモードによって、走行シーンや走行環境にあわせた最適な走行性能が備わる。

日産 シルフィ e-POWER

そして、新型シルフィがe-POWER導入によって環境性能が高められたことで、日本市場での発売を期待する声も高まっている。新型シルフィは中国の他にセントラの車名で北米、メキシコ、台湾の各地で現地生産による販売が行われているが、今ところ、これらの生産拠点から日本に輸入されるという話は無さそうだ。

シルフィ e-POWER 日産

e-POWER シルフィが先陣を切る、中国で2025年までに6車種のe-POWERを計画

また、e-POWERが中国市場で初導入されたというのも大きなトピックである。日産はT33新型エクストレイルの日本仕様をフルモデルチェンジさせた。これには、1.5L VCターボ e-POWERが導入されたが、中国向けには1.5L VCターボのコンベンショナル版を導入していた。新型エクストレイルにおいては、e-POWERが中国外しされている状況であったが、今回のe-POWER シルフィが発表されたことで、e-POWERは中国でも導入していく方向性が明確となった。

シルフィ e-POWER 中国仕様

日産は2030年代早期より、主要市場に投入する新型車の全てを電動車両とすることを目指しており、中国においては2025年までにe-POWERを搭載した6モデルの投入を計画していることも発表された。

日産 SYLPHY e-POWER

e-POWERは、中国政府が策定した持続可能な発展に向けたロードマップへの貢献が期待されている。また、2050年までに事業活動と製品のライフサイクル全体においてカーボンニュートラルを実現するという日産のグローバルな目標の達成にも貢献することになる。

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