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セレナのエクステリアがエルグランド風にモデルチェンジされ後期モデルへ
日産・セレナの改変が2013年11月に予定されている。これはエクステリア変更を含めたビッグマイナーチェンジに相当するものとなりそうだ。特にフロントグリルはこれまでのファミリーなイメージから脱却し、迫力のあるゴージャスな雰囲気に変更されるだろう。ヘッドライトはエルグランドのような上下2段のデザインとなり、ターンランプはドアミラー内臓型が採用される見込みだ。
(写真は現行セレナ S-HYBRID)
新型セレナは運転支援システムが導入されるのも大きなトピックである。このシステムの詳細は不明だが、低価格での装備を実現することが目標となっていることから、多くの購入ユーザーが選択するオプション装備となることが予想される。
(写真は現行エルグランド)
セレナハイブリッドの燃費性能は新型ノア&ヴォクシーに抜かされるだろう
また、現行セレナは2リッターミニバンで唯一のハイブリッドモデルをラインアップしている。JC08モード燃費は15.2km/Lで現在クラストップの燃費性能となっているわけだが、これは小型モーターによる簡易的なシステムである。今回のビッグマイナーチェンジでは、このシステムそのものには大きな変更は無く、燃費性能も現行モデルとほとんど変わらない可能性が高い。
一方でトヨタは、ノア&ヴォクシーのフルモデルチェンジを2013年1月に計画しており、次期モデルはハイブリッドモデルが投入されることになる。次期ノア&ヴォクシーには、現行プリウスと同タイプとなる高性能な1.8L THSⅡが搭載され、そのJC08モード燃費としては20km/L台後半程度の数値が推定されている。セレナハイブリッドは燃費性能という意味では、ノア&ヴォクシーハイブリッドに追い越され、大きく差をあけられてしまうことになるだろう。