日産・ジュークの次期型はe-POWER搭載で、燃費性能も優れる
今年2017年は日産のコンパクトクロスオーバーSUV、ジュークがフルモデルチェンジされる見込みとなっている。発売から7年というタイミングで2代目モデルへ移行することになる。
既にGRIPZコンセプトとして、次期ジュークを予告するモデルがフランクフルトモーターショー2015で発表されていた。GRIPZコンセプトは同年の東京モーターショーでも出展され、フルモデルチェンジに向けての期待が高まっている。
ジュークに搭載予定のe-POWERはノートで市販済み、発売は2017年夏頃
GRIPZコンセプトで提案されたパワートレインはシリーズ式ハイブリッドであった。電気自動車のリーフのモーターと発電専用ガソリンエンジンを搭載した、別名レンジエクステンダーと呼ばれるシステムである。これは2016年11月に発売されたノート e-POWERで市販化されている。
そして、ノート e-POWERは発売月の登録車販売台数ランキングで首位を獲得しており、日産が自信を持って他車種へ展開できる状況が整いつつある。GRIPZコンセプトで予告された通り、次期ジュークはe-POWERが採用されることになるだろう。
次期ジュークについて今後の展開は、開催が約2ヶ月後に迫ったジュネーブモーターショー2017での市販型ワールドプレミアが予想される。発売は2017年の夏頃の可能性が高いだろう。2017年秋に開催される東京モーターショーでは新型ジュークとして出展され、日産が最もプロモーションに力を入れるモデルとなる。