ランサーエボリューション販売終了、後継車としてPHEVスポーツセダンが計画中
2014年3月下旬に、三菱・ランサーエボリューションの生産終了が報道された。
ランサーエボリューションは1992年発売の初代モデルから通算10代に渡って販売されてきた。現行モデルを以ってシリーズは終了するわけだが、パワートレインとしてPHEVを採用した新規スポーツセダンが計画中となっており、これが実質的な後継モデルとして投入される可能性も残されている。
ランサーエボリューションの最後を締めくくる特別仕様車が秋にも発売される見込み
ランサーエボリューションの具体的な販売終了時期は未定となっており、現行モデルの販売はまだしばらく続くことになる。そして、最終バージョンとなるであろう特別仕様車が2014年秋にも登場する見込みとなっている。
そのヒントになるモデルが英国で発表された。次の写真は三菱自動車が英国進出40周年のアニバーサリーモデルとして限定40台で発売したランエボX FQ-440MRである。
ランエボX FQ-440MRの価格は5万ポンド(約857万円)ながらも発売開始わずか1時間で完売したという。
エンジン周りはHKS製のターボチャージャーが備わり、吸排気および制御系統も専用のチューニングが加えられた。その最高出力は440ps、最大トルクは57.0kgmに達する。足回りはBBS18インチ、アイバッハスプリング、alconブレーキなどハイグレードパーツが備わる。
日本で発売される特別仕様車はここまでのパフォーマンス仕様とはならないだろうが、もう少し手の届きやすい価格帯で提供されるのではと考える。