ロードスターに電動リトラクタブルハードトップ仕様あり、2016年市販化なるか

マツダ

マツダ ND型ロードスターに電動オープン仕様が追加される見込み

新型ロードスターの電動リトラクタブルハードトップ仕様が開発中となっている。

(写真はマツダ・ロードスター)
マツダ ロードスター

マツダはロードスターのフルモデルチェンジを2015年5月に実施し、既に納車をスタートさせている。この最新モデルのND型はライトウェイトオープンスポーツというコンセプトに原点回帰され、最軽量モデルで990kgという車体重量を実現し1.5LのスカイアクティブGが搭載される。

ロードスター スカイアクティブG ロードスターMX-5

そして、2016年秋ごろには電動リトラクタブルハードトップを装備するモデルが追加発売される見込みだ。通常モデルは手動ソフトトップであるが、電動リトラクタブルハードトップ化によって重量増を伴うことになる。これに合わせてパワートレインも大きなものが搭載され、2.0LのスカイアクティブGが採用されることになるだろう。

スカイアクティブG 2.0

ロードスター電動リトラクタブルモデルには2.0LスカイアクティブGが搭載される

既にロードスター北米仕様(MX-5 Miata)では、2.0LのスカイアクティブG搭載モデルがラインアップされている。これまでアクセラに横置き搭載されてきた2.0Lユニットは、縦置きFR化が完了しており、これをそのまま持ってくることで追加の開発コストは不要となる。

MX-5 Miataのスペックは、MTモデルで最高出力167hp、最大トルク140 lb-ft。つまり169ps、19.4kgfmとなる。1.5Lエンジンが搭載されるロードスター日本仕様の131ps、15.3kgfmと比較してもその差は歴然。電動リトラクタブルトップの重量増は先代モデルがそうであったように40kg程度が推測されるが、これを差し引いてもパフォーマンスアップが期待される。

ロードスター電動リトラクタブルトップ仕様は、上級パワートレイン搭載モデルとしても人気となりそうだ。

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