マツダでは、ロードスター 2.0L ソフトトップ(幌)の日本導入が明言されていました。その具体的な姿は、東京オートサロン2024で公開された「ROADSTER RS Concept」ということになりそうです。
2015年5月発売の現行ND型ロードスターは販売期間約9年になります。ジャパンモビリティショーでは、実質的な後継車種と考えられるコンセプトモデル「ICONIC SP」が公開され、電動化時代においてもマツダは2シータースポーツモデルを続けていく意欲を確認することができました。
一方で、ND型ロードスターについては、将来の法規対応までをも可能にする最新エレキプラットフォームの導入という大幅商品改良が実施され、今後の長期間に及ぶラインアップ継続の可能性を秘めた内容となりました。
そんななか、発表されたND型がベースの「Roadster RS Concept」は、2.0L 幌の国内導入の期待を高めるものとなりました。現行の国内ラインナップで2.0Lエンジンを搭載するロードスターRFは最高出力184PSのパフォーマンスです。「Roadster RS Concept」では、最高出力200PSが目標となっています。
マツダでは、「Roadster RS Concept」の市販化に向けた前向きな発言もあり、いずれ発売されるものと思われます。早ければ、2024年内の発売も予想されます。しかし、これは「MAZDA SPIRIT RACING」ブランドでのラインアップとなる可能性があり、多くの一般的なユーザーが望む仕様や価格設定ではないかもしれません。
さらなるND型の次の展開では、2.0L 幌が国内向けのカタログモデルや特別仕様車としてラインアップされる可能性は残されますが、現段階ではやや否定的な発言もあります。
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MAZDA ICONIC SP発表 ロードスター MX-5を実質的に後継するマツダを象徴するモデル
マツダは、コンパクトスポーツカーコンセプト「MAZDA ICONIC SP(マツダアイコニック エスピー)」を、「ジャパンモビリティショー2023」で、世界初公開した。
「MAZDA ICONIC SP」は、「クルマが好き」という気持ち、「純粋に楽しいクルマがほしい」というお客さまの気持ちに応える、新しい時代に適合した、新しいジャンルのコンパクトスポーツカーコンセプト。
マツダならではのコンパクトでレイアウトの自由度が高い「2ローターRotary-EVシステム」の採用により、走りの良さを想起させる低重心のプロポーションが実現される。
1ローター式エンジン搭載のプラグインハイブリッドシステムが、MX-30 Rotary-EVで市販化されている。このシステムには2ローター式が後に控えていることが噂されていたたが、より具体的な姿として示されたことになる。
また、鮮やかな赤の外板色「VIOLA RED(ヴィオラ・レッド)」は、“赤を大切にしたい”というマツダの想いをもとに、“前向きに今日を生きる人の輪を広げる”というマツダの企業理念を重ね合わせて創ったコンセプトカラーとなっている。
アイコニックのモデルネームの通り、これからのマツダを象徴するモデルと考えられ、これまでのMX-5(ロードスター)を引き継ぐ役割が与えられるだろう。
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ロードスターMX-5後継か、コンパクトスポーツカーコンセプト「MAZDA ICONIC SP」の概要
MAZDA ICONIC SPの基本骨格は、優れた運動性能を印象づける低重心のプロポーションが目指された。軽量・コンパクトなロータリーエンジンをクルマ中央部に寄せて搭載することで、低いボンネットが実現する。
また、2ローターRotary-EVシステムは、水素など様々な燃料を燃やせる拡張性が備えられ、100%カーボンニュートラル燃料で発電することもできる。
2ローターRotary-EVシステムが発生する高出力と、更に低重心なプロポーション、50:50前後重量配分により、優れた運動性能が実現される。
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「MAZDA ICONIC SP」主要諸元
全長 x 全幅 x全高(mm) | 4,180 × 1,850 × 1,150 |
ホイールベース(mm) | 2590 |
パワーウェイトレシオ | 3.9 |
最高出力(PS) | 370 |
車両重量(kg) | 1450 |
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ND型ロードスターの大幅商品改良では、最新エレキプラットフォーム採用
2023年10月に公開されたND型ロードスターの新モデルは、単なる年次更新を超えた「大幅商品改良」が実施され、2024年1月に発売されました。
注目すべきは、エンジンの性能向上だけでなく、新型CX-60と同世代の最新エレキプラットフォームの採用も含まれています。表面的な装備としては、LED照明への移行、8.8インチのセンターディスプレイの導入、コネクテッドサービスの採用、レーダークルーズコントロールの実装などが実現しました。しかし、これらのアップグレードは、モデル末期の売り上げを支えるための一般的な改良と見ることもでき、最新のエレキプラットフォーム採用による恩恵の一面に過ぎないと考えます。
特に、将来の法規制への適合性が高められたことは注目に値し、今後さらに長期的なラインアップの継続が可能となったことを意味します。
一方、ジャパンモビリティショーでは、「ICONIC SP」が発表され、新たなマツダの象徴となるスポーツモデルの姿が披露されました。
既にNE型とも言われる「ICONIC SP」の市販型の発売時期は未定です。しかし、その時期を超えて、現行のND型ロードスターの販売が継続される期待もあります。
ND型ロードスターと比較したとき、「ICONIC SP」市販型は、車体重量の面でも1.5倍近く大きくなることが想定されます。仮に、「ICONIC SP」発売後もND型ロードスターとの併売期間が設けられるとすれば、ユーザーは選択肢の幅を広げることができ歓迎されるでしょう。
最新のエレキプラットフォームを採用した今回の大幅改良は、具体的な新装備の内容に注目が行きがちですが、ND型ロードスターの将来性と潜在能力の拡大にも寄与しています。
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現行ロードスターMX-5とは完全な別クラスの車種、MAZDA ICONIC SPの最高出力370PS、車両重量 1450kg
「MAZDA ICONIC SP」は、ロードスターの実質的なフルモデルチェンジに相当する後継車種、NE型と言われてきたものを想定したモデルであると考えられる。
マツダが2022年11月に発表した「ヴィジョンスタディモデル」とも一致する。当初はCG動画による公開であったが、ジャパンモビリティショーでは、実車による初公開を果たした。
新型コンセプトカーは、『「クルマが好き」が、つくる未来。』を象徴するコンセプトモデルとしており、1989年発売の初代NAロードスターや最新型4代目NDロードスターなどとともに出品される。
「ヴィジョンスタディモデル」はルーフが開かない通常クーペのボディスタイルであった。このままのスタイルでNE型として市販化されれば、軽量オープンカーをイメージした国内向けモデルネーム「ロードスター」は、グローバルネームの「MX-5」などに変更されるのではないか。
なお、現行のNDロードスターは、2023年10月5日にマイナーチェンジを受けたばかりで、しばらくは販売が継続されることになるだろう。さらに、幌の2.0Lエンジン搭載モデルの投入計画も明らかとなっており、これは2024~2025年頃の発売時期が予想される。
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新型ロードスター ND型マイナーチェンジいつ?2023年10月大幅商品改良が受注再開予約スタート
ロードスターのマイナーチェンジ(大幅商品改良)が2023年10月5日に発表された。同日より予約受付がスタートしている。発売は2024年1月中旬が予告されている。
今回のマイナーチェンジ相当の大幅商品改良では、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)とスマート・ブレーキ・サポート[後退時検知機能(SBS-RC)]が新しく取り入れられ、ドライバーの安心感と利便性が大幅に向上した。また、マツダコネクトもアップデートする。
エクステリアデザインでは、外板パネルでの大きな変更は無かったものの、新デザインのデイタイムランニングライトおよびLEDリアコンビネーションランプの採用により、表情を変えている。
インテリアでは、新たに8.8インチのセンターディスプレイを採用。新しいカラーコーディネーションとして、スポーツタン内装とベージュ幌が設定され、内外装ともにリフレッシュされた。
ダイナミクス性能では、新開発のASYMMETRIC LIMITED SLIP DIFFERENTIAL(アシンメトリックLSD)の採用により、旋回時の安定性が増し、ロードスター特有の軽快な走りを洗練。さらに、電動パワーステアリングとエンジンパフォーマンスフィールの進化も合わせ、よりスムーズで快適なドライビングをサポートしている。
MT車では、サーキット走行を見据えたダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)の新モード「DSC-TRACK」も追加。走行モードのバリエーションが増え、多様なシーンでその性能を発揮する。
そして、注目のエンジンでは、SKYACTIV-G 1.5エンジンにおいて、国内ハイオクガソリンに特化したセッティングが施され、高効率化をさらに推し進めた。出力は3kWアップしている。
MT車にはSKYACTIV-G 2.0も含めた駆動力制御に最新の制御ロジックを導入し、アクセル操作時のレスポンスが改善された。アクセルを踏み込んで加速するシーンだけではなく、アクセルを緩めて減速するシーンにおいても、よりドライバーの意に沿った駆動力の応答性が実現された。
前回の改良で66,000円の値上げが実施されていたが、今回は大幅商品改良ということもあり、さらに大きな値上がり幅となった。
SKYACTIV-G 1.5搭載のソフトトップモデルは、消費税込み車両本体価格 2,898,500~3,679,500円に設定され、従来比で+181,500~257,400円の値上げ。
SKYACTIV-G 2.0搭載のリトラクタブルハードトップモデルは、消費税込み車両本体価格 3,796,100~4,308,700円に設定され、従来比で+268,400~331,100円の値上げとなる。
車両重量の増加が懸念されるが、2023年10月現在において改良版ロードスターの主要諸元は公開されておらず、車両重量は明らかにされていない。なお、一部で憶測されたマイルドハイブリッド化は、今回の改良では実施されておらず、大幅な重量増でないことが期待される。
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消費税込み価格表 マツダ ロードスター(ソフトトップモデル)SKYACTIV-G 1.5
※価格は消費税込み
機種 | トランスミッション | 旧価格(円) | 新価格(円) | 値上げ(円) |
S | 6MT | 2,689,500 | 2,898,500 | 209,000 |
NR-A | 6MT | 2,843,500 | 3,064,600 | 221,100 |
S Special Package | 6MT | 2,906,200 | 3,087,700 | 181,500 |
6EC-AT | 3,021,700 | 3,203,200 | 181,500 | |
※特別仕様車 990S |
6MT | 2,959,000 | 廃止 | – |
S Leather Package | 6MT | 3,257,100 | 3,498,000 | 240,900 |
6EC-AT | 3,372,600 | 3,613,500 | 240,900 | |
※特別仕様車 BROWN TOP |
6MT | 3,257,100 | 廃止 | – |
6EC-AT | 3,372,600 | 廃止 | – |
|
S Leather Package White Selection |
6MT | 3,297,800 | 廃止 | – |
6EC-AT | 3,413,300 | – |
||
S Leather Package V Selection |
6MT | – |
3,553,000 | – |
6EC-AT | – |
3,668,500 | – | |
RS | 6MT | 3,422,100 | 3,679,500 | 257,400 |
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消費税込み価格表 マツダ ロードスターRF(リトラクタブルハードトップモデル)SKYACTIV-G 2.0
※価格は消費税込み
機種 | トランス ミッション |
旧価格(円) | 新価格(円) | 値上げ(円) |
S | 6MT | 3,527,700 | 3,796,100 | 268,400 |
6EC-AT | 3,555,200 | 3,823,600 | 268,400 | |
VS | 6MT | 3,823,600 | 4,154,700 | 331,100 |
6EC-AT | 3,851,100 | 4,182,200 | 331,100 | |
VS White Selection |
6MT | 3,864,300 | 廃止 | – |
6EC-AT | 3,891,800 | 廃止 | – |
|
VS Terracotta Selection |
6MT | 3,864,300 | 廃止 | – |
6EC-AT | 3,891,800 | 廃止 | – |
|
RS | 6MT | 3,988,600 | 4,308,700 | 320,100 |
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ロードスター マイナーチェンジでマイルドハイブリッド化は実施されず 軽井沢ミーティング2023
5月29日に行われた、ロードスター「軽井沢ミーティング2023」では、開発主査の齋藤茂樹氏を含めたメンバーによる、2023年秋に計画中の大幅改良についての発言があった。
「現行ND ロードスター史上もっとも大きな変更」としており、マイナーチェンジ相当の内容が期待されたる。しかし、ランプユニットなどの小変更については否定をしなかったものの、フロントフェイスの変更については概ね否定的な発言があった。一般的なマイナーチェンジで実施される、大幅なフェイスリフトは行われない可能性がある。
その後まもなく、ニュルブルクリンクでのテスト走行シーンがスパイショットされた。ヘッドランプ、リアコンビネーションランプが新デザインとなり、フロント/リア バンパーのエアベンチレーションが修正された新型NDロードスターが姿を見せた。
ただし、これらの小変更が「現行ND ロードスター史上もっとも大きな変更」の指すところではないはず。現行搭載されるP5型エンジンのマイルドハイブリッド化も可能性の一つとして憶測された。マイルドハイブリッド化は多くのファンが望まない部分であるが、大幅商品改良では盛り込まれなかった。
さらに、「軽井沢ミーティング2023」では、好評の「特別仕様車 990S」が、2023年秋のタイミングで販売終了となることも予告されていた。
インテリアではマツダコネクト2の採用についても発言があった。フレーム幅の細い液晶パネルを採用することで搭載を可能にしたという。
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ロードスター 2.0L 幌は、2023年秋の発売無し、しかし実現に向けて準備中
また、ロードスターの2023年秋のマイナーチェンジで期待されてきたものの一つには、「2.0L 幌(ソフトトップ)」の追加発売というものもあった。今回これについての言及もあり、2023年秋の発売が完全否定された。
ただし、「2.0L 幌」の発売実現に向けての準備は進められているようだ。その時期については明言しなかったものの「近々」としている。これは、2024~2025年あたりが予想され、エンジン搭載車 ND型のフィナーレを飾るモデルとなることが予想される。
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ロードスターを後継するクーペ、国内向けモデルネームもMX-5に変更か
マツダ・ロードスターのNE型へのフルモデルチェンジに相当する、後継のライトウェイトスポーツカーは「ヴィジョンスタディモデル」が発表された。(のちの「MAZDA ICONIC SP」)
マツダが2022年11月に発表した「中期経営計画のアップデートおよび2030年の経営方針について」によると、2030年までの電動化計画として、「フェーズ 1~3」が設定されている。なかでも2025-27年の「フェーズ2」においては、期間の後半(2026年後半~2027年)にBEV専用車を投入することが予告された。
そして、同時に公開されたのが「ヴィジョンスタディモデル」と名付けられたクーペモデルの走行シーンが含まれるCG動画である。
この動画の冒頭は、現行ND型ロードスターのフロントショットからはじまり、途中にNA、NB、NC型の歴代モデルも登場し、「ヴィジョンスタディモデル」が次期NE型のデザインスタディモデルであることを示唆する内容となっている。また、「ヴィジョンスタディモデル」には固定式のルーフが備えられるようで、これが市販型でも同様であれば、現行の国内向けモデルネームの「ロードスター」は、次期型では「MX-5」などに変更されることが予想される。
「マツダ・ロードスター」の一部商品改良、フルモデルチェンジの<まとめ>は次のページ
ロードスター後継 NE型 MX-5か?「ビジョンスタディモデル」が登場する “マツダが描く未来への想い” は、32分00秒からの約4分間
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ロードスターのマイチェンとフルモデルチェンジ、東京オートサロンで予感させるモデルの出品無し
2023年1月に開催された東京オートサロンでは、MAZDA SPIRIT RACINGから2台のロードスター、「倶楽部 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER」と「MAZDA ROADSTER NR-A PARTY RACE Ⅲ VERSION」が出品されたものの、ND型のハイブリッド化や次期NE型の登場を予感させるモデルの出品は無かった。
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現行ロードスターが一部商品改良、特別仕様車追加 2022年11月
マツダは2022年11月17日に、小型オープンスポーツカー「マツダ ロードスター(ソフトトップモデル)」、「マツダ ロードスター RF(リトラクタブルハードトップモデル)」の一部商品改良を実施した。さらに特別仕様車「Brown Top(ブラウン・トップ)」を設定した。
一部商品改良では、ボディカラーとして「ジルコンサンドメタリック」が新たに追加された。
特別仕様車「Brown Top」は、品のあるブラウンの幌と、テラコッタのインテリアが組み合わせられた。
今回の商品改良に向けて、ロードスターの受注受付が停止されていたが、販売再開となった。なお、改良モデルおよび特別仕様車の発売日は、2022年12月中旬が予定されている。
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新型ロードスターは、6万6000円の値上げ
現行ND型マツダ・ロードスターは、2015年にフルモデルチェンジ発売された4代目モデル。2022年11月の商品改良の内容は、新色ボディカラーと特別仕様車の設定のほかに、値上げが実施された。
従来グレードについても販売が再開されたが、これらは6万6000円の値上げとなった。昨今の自動車販売価格のインフレを反映したものとなった。
ロードスター ND型ベースの開発車両はマイルドハイブリッド搭載か?
一方で、マツダでは改良型ロードスターの開発も進められている。現行ND型のボディを流用したテスト車両がリークされている。
現行型ベースの次期MX-5 マツダ ロードスター開発車両がリークhttps://t.co/IpJp74nv1m pic.twitter.com/KC0DnqxNJe
— 自動車リサーチ (@car_research_) September 13, 2022
カーメディア「CARSOOPS」によれば、リーク画像のリアフェンダーアーチの膨らみが現行モデルよりも拡張されていることが指摘されており、リアトレッド幅の拡大が予想されている。ただし、リーク画像を見る限り、ND型とのリアトレッド幅の違いは、明確には確認できない。
改良型のパワートレインにおいては、マイルドハイブリッドによる電動化も予想されるものの一つ。また環境性能が高いガソリンエンジンとして、SPCCI(火花点火制御圧縮着火)技術を採用した、SKYACTIV-Xの縦置き版の搭載も期待される。
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(このページには、権利者より報道目的または個人的・非営利目的の場合のみの使用が許可されている画像・動画を使用しています。)
ロードスター MX-5 モデルチェンジ まとめ
まとめ更新日: 2024/04/14
現行ND型ロードスター 大幅改良 マイナーチェンジ まとめ
- 1.5L エンジン最高出力3kW向上
- CX-60と同世代の最新エレキプラットフォームを採用
- 大幅商品改良が2023年10月5日発表、同日より予約受注再開
- 2024年1月中旬に発売予告
- 新デザインの前後ランプユニット採用
- マツダコネクト2の採用
- 8.8インチモニター採用
- レーダークルーズコントロール採用
- 横滑り防止装置に「DSC-TRACK」採用
- ホイールデザインの変更
- センターコンソール表皮巻き
- 990Sの販売終了
- 2.0L ソフトトップは「近々、出る」と明言
- 2.0L ソフトトップはMAZDA SPIRIT RACINGから出る見込み
現行ND型ロードスター 大幅改良 画像 2023年10月
MX-5 フルモデルチェンジ NE型(仮称) まとめ
- ロードスター MX-5後継らしきコンセプトカー「MAZDA ICONIC SP」がジャパンモビリティショーでワールドプレミア
- 「中期経営計画のアップデートおよび2030年の経営方針について」でロードスター後継の「ビジョンスタディモデル」をCGで発表
- パワートレインは、2ローターのRotary-EVを採用(BEVではない)
- 「ビジョンスタディモデル」は、クーペボディのため「ロードスター」のモデルネームはグローバルネーム「MX-5」などに統一される可能性
- 「MAZDA ICONIC SP」の車両重量1450kg、最高出力370psで、次期型は完全な別クラス
仮称 NE型「MAZDA ICONIC SP」画像 2023年10月
ND型ロードスター 画像 2023年10月 大幅改良
マツダ ロードスター 画像 東京オートサロン2023
MAZDA ROADSTER NR-A PARTY RACE Ⅲ VERSION 画像
倶楽部 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 画像
ロードスター 一部商品改良 2022年11月
- 2022年11月17日に一部商品改良発表でオーダー再開
- 新色ボディカラー
- 特別仕様車「Brown Top」の設定、消費税込み(6MT)¥3,257,100/(6AT)¥3,372,600
- 従来モデルは6万6000円の値上げ
「マツダ ロードスター」の一部商品改良の概要
特別仕様車「Brown Top」を追加
- ソフトトップモデルに特別仕様車「Brown Top」を新たに追加。
- 「S Leather Package」をベースに、下記の特別装備により、品を感じられるカラーコーディネーションにしました。
- ソフトトップ カラー:ブラウン(インシュレーター付)
- 電動リモコン式ドアミラー(手動可倒式):ボディー同色
- ナッパレザーシート(テラコッタ)
- ドアトリム/インパネデコレーションパネル(テラコッタステッチ入り)
- 16インチアルミホイール(高輝度塗装)
ボディカラーに「ジルコンサンドメタリック」を追加
- ソフトトップモデル、リトラクタブルハードトップモデルとも、ロードスターの新たな世界観を感じさせる「ジルコンサンドメタリック」を追加。
- ビンテージライクで、ロードスターのスポーティさをより際立たせます。
ロードスター 画像 2022年11月
ロードスターに一部改良と特別仕様車設定、2022年1月
マツダは、小型オープンスポーツカー「マツダ ロードスター(ソフトトップモデル)」、「マツダ ロードスター RF(リトラクタブルハードトップモデル)」を改良し、2022年1月中旬に発売した。
ロードスターは、1989年に初代がデビューして以来、4代にわたって、2人乗り小型オープンスポーツカーとしては異例の110万台以上が売れた。
今回は、4代目ロードスターのコンセプトである「人生を楽しもうー“Joy of the Moment, Joy of Life”(ジョイオブザモメント、ジョイオブライフ)」をさらに深めることを目指した改良が行われた。また、2つの特別仕様車と1つの新機種が追加された。
マツダロードスターの原点に立ち返り、「軽いことによる楽しさ」を追求した最軽量グレード“S(990kg)” から、さらなるバネ下重量の低減を図った特別仕様車「990S(キュー・キュー・マル・エス)」、クールで都会的なロードスター特別仕様車「Navy Top(ネイビー・トップ)」、そして上質な「テラコッタ」の内装色を新設定したエレガントなロードスターRFの新機種「RF VS Terracotta Selection(RF VS テラコッタ セレクション)」が追加された。
また、「人馬一体」の走りの楽しさをさらに高める新技術「KINEMATIC POSTURE CONTROL (KPC)(キネマティック・ポスチャー・コントロール)」をロードスター全モデルに導入された。
「マツダ ロードスター」および「マツダ ロードスター RF」の商品改良
「人馬一体」の走りの楽しさをさらに高める「KINEMATIC POSTURE CONTROL」を採用
キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)は、日常域でスムーズに動くロードスターのサスペンション構造を活かしながら、ハイスピードのコーナリングにおいてもより一体感があり、より安定した旋回姿勢を実現する。
ロードスターのリアサスペンションは、ブレーキをかけることで車体を引き下げる「アンチリフト力」が発生する構造になっている。KPCでは、このサスペンションの特性を最大限に活かし、Gが強めにかかるようなコーナリングの際にリアの内輪側をわずかに制動することで、ロールを軽減しながら車体を引き下げて旋回姿勢をより安定させる。KPCによる重量増加は1グラムもない。
KPCは、後輪の左右の速度差から旋回状態をリアルタイムに検知し、これに応じてリニアに作動を強めて、自然な姿勢安定化の効果が発揮される。つまり、日常域ではこれまでと変わらない、ロードスターらしいリラックスした軽快な挙動を保ちつつ、ハードな走行になればなるほど、KPCによって車体の浮き上がりが軽減され、クルマが地面に吸い付くように安定しやすくなる。
これによって接地感が高まり、これまでよりも幅広いドライビングシーンにおいて、ロードスター本来のポテンシャルを最大限に活かした「人馬一体」の走りが実現される。
ボディカラーに「プラチナクォーツメタリック」を追加
上質でエレガンスさを表現したプラチナクォーツメタリックをラインナップ。今までのロードスターとは一味違う、大人の雰囲気を醸し出します。
特別仕様車
マツダ ロードスター 990S
最軽量グレード”S”をベースに、さらなるバネ下重量の低減と、軽さを活かしたシャシーとエンジンの専用セッティングによって、より軽やかで気持ちの良い人馬一体感を提供する特別仕様車が追加された。
消費税込み車両本体価格 990S (6MT) ¥2,893,000
マツダ ロードスター Navy Top
品のあるダークブルー幌と黒革内装を組み合わせた、クールで都会的な特別仕様車が追加された。
消費税込み車両本体価格 Navy Top (6MT) ¥3,191,100 / (6AT) ¥3,306,600
追加車種
マツダ ロードスター RF VS Terracotta Selection
滑らかな触感で上質さが際立つナッパレザー内装のインテリアカラーに、鮮やかな新色「テラコッタ」を採用し、リラックスする大人の休日をイメージした新機種となる。
消費税込み車両本体価格 VS Terracotta Selection (6MT) ¥3,798,300 / (6AT) ¥3,825,800