新型デミオの正式発表は8月下旬頃となる予測、ディーゼルモデルの低価格化に期待
デミオのフルモデルチェンジ発売が7月頃になると以前のレポートで報告していた。しかしこれは少し遅くなり、次期デミオ市販モデルの正式発表は8月の盆明け以降で、その後の9月に発売というスケジュールとなりそうだ。
ただし、現行デミオの販売がまもなく終了することから、実質的な予約受付は7月中にも開始されると予想される。価格情報もこの時期に明らかとなるだろう。
次期デミオは新開発1.5Lのディーゼルエンジンを搭載、エコカー減税100%の免税対象車
次期デミオに搭載されるパワーユニットは新開発の1.5Lディーゼルエンジンとなる。
マツダはスカイアクティブDとして、NOx後処理装置なしで排ガス規制をクリアする技術を持っており、ディーゼルエンジンの低コスト化を可能としてきた。既に2.2LディーゼルがCX-5、アテンザ、アクセラに採用されてきたが、次期デミオには新開発の1.5Lディーゼルの採用となる。こちらのモデルはエコカー減税100%の免税対象車となる見込み。
さらに、ガソリンエンジンモデルとして1.3Lと1.5Lが用意される。特に販売の主力となることが予想される1.3Lモデルは、直噴化された4気筒エンジンでJC08モード燃費25.0km/Lを達成。こちらも免税対象車となる。
既に2014年3月に開催されたジュネーブモーターショーにおいて、マツダはHAZUMIコンセプトを発表していた。次期デミオのデザインスタディモデルとされるその車体は、歴代デミオの中でも最高にスタイリッシュで、市販モデルの発表が待ち遠しい。