デミオがフルモデルチェンジ、1.5Lディーゼルモデルのパフォーマンス公開
マツダのコンパクトカー、デミオが2014年夏にフルモデルチェンジする。本モデルから新開発1.5Lディーゼルエンジンが搭載されるということで話題となっている。
マツダはこれまでに2.2Lのディーゼルエンジンとして、スカイアクティブ-D 2.2を製品化し、CX-5、アテンザ、アクセラに搭載させてきた。特にCX-5とアテンザについては、受注の大半がディーゼルエンジン搭載車が占めるほどの人気ぶりとなっており、環境性能への要求が厳しくなる中、マツダはディーゼルエンジンで生き残りを掛けている。
デミオディーゼルは最高出力105ps、7月予約受付開始の見込み、車両価格は?
2014年8月の正式発表が予想される次期デミオでは、新開発のスカイアクティブ-D 1.5が搭載される。その1.5L直列4気筒の直噴ディーゼルエンジンのスペックは、最高出力が105ps/4000rpm、最大トルクが25.5kgm/1500-2500rpmとなる見込み。ボア×ストロークは76.0mm×82.5mm、圧縮比は14.8となる。
マツダのスカイアクティブ-Dならではの低圧縮比ディーゼルエンジンにより、燃焼タイミングは最適化されNOxおよびPMの排出量が低減されている。NOx後処理装置を不要とするほか、インジェクターやターボチャージャーはスカイアクティブ-D 2.2よりローコストなコンポーネントが採用される。価格要求がいっそう厳しくなるBセグメントコンパクトカーへのディーゼルエンジン搭載が可能となった。
新型デミオ、およびそのディーゼルモデルの車両価格は、予約受付が開始される2014年7月頃に明らかとなるだろう。