新型デミオ SKYACTIV-D 1.5 XDが人気、ディーゼルでハイブリッド勢に対抗
マツダでは新型デミオが好受注となっている。
新型デミオは今年2014年9月にフルモデルチェンジした4代目モデル。マツダは10月26日時点での受注数として1万9233台を発表していた。その後、10月の販売台数が6102台、11月同8890台と順次納車登録が進められてきた。現在は2014年内の納車が難しく、特にディーゼルエンジン搭載モデルは1月中旬以降の納車になる見込みとなっている。
デミオディーゼルは新開発1.5L SKYACTIV-D を搭載、アクセラにも搭載計画あり
デミオ ディーゼルはマツダ新開発のSKYACTIV-D 1.5を搭載する。JC08モード燃費はi-ELOOP搭載のAT車で26.6km/L、6MT車で30.0km/Lを達成。さらに燃料が価格の安い軽油ということで、特にランニングコストの面でトヨタ・アクアやホンダ・フィットハイブリッドといったコンパクトハイブリッド勢と競合する。車両価格の面でも、デミオ SKYACTIV-D 1.5 XDが178万2000円とこれもやはりハイブリッド並といったところだ。
このディーゼルエンジン搭載モデルは全受注の7割近くに達しているとのこと。日本市場において、この手のコンパクトカーに高コストのディーゼルエンジンを搭載させることは敬遠されがちだが、このデミオディーゼルに関しては人気を得ているようだ。
今後は、このSKYACTIV-D 1.5がアクセラにも搭載される計画となっている。現行アクセラではディーゼルエンジン搭載モデルがラインアップされるが、これはアテンザやCX-5と同系統の2.2Lディーゼルということでハイパフォーマンスモデル的な位置付け。購入ユーザーは限られていた。アクセラのボディサイズにジャストな1.5Lディーゼルが採用されれば、これも人気となるだろう。