マツダ・CX-30車両価格、発売前情報/東京モーターショー出品後まもなく発売へ

マツダ

MAZDA新型CX-30エントリー価格は約239万円

マツダの新型CX-30が2019年11月に発売となる見込み。
10月下旬開幕の東京モーターショーで、国内のファンに向けて車両が一般公開されたあとすぐのタイミングで発売ということになる。マツダディーラーでは既に事前予約の受付が始まっている。

発売前の未確定車両価格です。これらは消費税10%込みが想定される。

SKYACTIV-G 2.0L
20S (FF) 2,392,500円
20S PROACTIV (FF) 2,612,500円
20S PROACTIV Touring Selection (FF) 2,733,500円
20S L Package (FF) 2,794,000円

SKYACTIV-D 1.8L
XD PROACTIV (FF) 2,887,500円
XD PROACTIV Touring Selection (FF) 3,008,500円
XD L Package (FF) 3,069,000円

SKYACTIV-X 2.0L
X PROACTIV (FF) 3,294,500円
X PROACTIV Touring Selection (FF) 3,415,500円
X L Package (FF) 3,477,100円

CX-30のエンジンラインナップは3種類。エントリーモデルは、SKYACTIV-G 2.0L搭載の20SグレードのFF、239万2500円からとなる。中間グレード、PROACTIVは261万2500円から。

次にクリーンディーゼルのSKYACTIV-D 1.8L搭載車は、PROACTIV 288万7500円からとなる。

そしてSKYACTIV-X搭載車が、PROACTIV 329万4500円からとなる。

各エンジンおよびグレードそれぞれに4WD車も設定されており、これらは23万円から24万円アップで用意される。

今年発売されたばかりのマツダ3ハッチバック、セダンと比較検討しているユーザーも多いはず。CX-30はマツダ3の同グレードとの比較では、車両価格は概ね9万円前後のアップとなりそう。ただし、CX-30にはSKYACTIV-G 1.5L搭載モデルは用意されない。

SKYACTIV-G 2.0Lについては、マツダ3日本仕様と同じシステムとなることが車両価格から予想される。つまり、マツダ3 欧州仕様に設定されたSKYACTIV-G 2.0L Mハイブリッドは、CX-30日本仕様でも採用されないことが予想される。

そして、SKYACTIV-Xは、11月の発売には間に合わない。2020年2月頃の発売が想定される。SKYACTIV-Xの遅れは、マツダ3にも同様のことが言えそうで。当初予定されていた2019年10月のマツダ3 SKYACTIV-X搭載モデルの発売は遅れる可能性がある。

CX-30 MAZDA

新開発エンジンSKYACTIV-Xは期待と不安が入り混じる

SKYACTIV-Xは、直列4気筒 2.0Lのガソリンエンジンにマツダ独自の燃焼方式Spark Controlled Compression Ignition(火花点火制御圧縮着火)を採用。

ガソリン混合気を圧縮着火が起こる寸前にまで予め圧縮させておき、通常のガソリンエンジン同様にスパークプラグの火花によって着火する。この初期着火により圧力がさらに加わり、混合気全体が圧縮着火を起こすことで一気に燃焼を成し遂げる。通常のガソリンエンジンのスパーク中心から外側に徐々に燃え広がっていく燃焼過程とは大きく異なる。

エンジンレスポンスはシャープになり、トルク向上も果たす。
マツダの新世代エンジンということで、耐久性、メンテナンス性を含めて、これから市場に出てどういった評価を受けるのかが気になるところ。

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