クロスオーバーSUV「MAZDA CX-30」を商品改良が2023年9月4日に発表され、同日に予約受付がスタートした。発売は10月下旬が予定されている。
価格は従来グレードで2,556,400円~3,524,400円となり、97,900円~262,900円の値上げが行われた。さらに、特別仕様車「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」が新たに設定され、価格は3,166,900円~3,678,400円に設定される。(価格はいずれも消費税10%込み)
装備面での主だった変更点は、「MAZDA PROACTIVE SAFETY」に基づき、AT誤発進抑制制御やドライバー・モニタリングに新機能が追加された。また、10.25インチのセンターディスプレイを新採用し、「ワイヤレス充電(Qi)」、「Apple CarPlay対応のワイヤレス接続機能」、及び「USB-Type C端子(照明付)」が追加され、モバイル機器の接続が簡易化された。コネクティッドサービスには、新たな有料プラン「見守りプラン」と「リモートエンジンスタート」が加わった。
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新型CX-30 商品改良 の内容 2023年9月発表
安全性の向上
- AT誤発進抑制制御[前進時/後退時]が進化。障害物に加え、歩行者(前方)も検知対象となった。
- ドライバー・モニタリングの進化。「わき見警報機能」追加。わき見を検知すると、運転者に警告する。
利便性・快適性の強化
- 10.25インチセンターディスプレイを採用。従来の8.8インチから大型化した。
- モバイル機器のワイヤレス接続機能やワイヤレス充電追加。Apple CarPlayのワイヤレス接続機能に対応。ワイヤレス充電(Qi)、USB-Type C端子(照明付)を追加。
- コネクティッドサービス拡充。CX-60やMAZDA3のプラン・サービスがCX-30でも利用可能。
- 見守りプラン:「マツダマイカーケア」は、車両へのいたずらや盗難が発生した際に警備会社からガードマンを派遣し、車両の状態確認や監視を行う機能で、全グレードに標準装備される。「ドライバーケア」は「MyMazda」アプリを用いて、クルマの速度、運転時間、走行エリアを任意で設定することができ、指定した条件に該当するとアプリがアラートを通知する。
- リモートエンジンスタート:「MyMazda」アプリを使用することで、遠隔地からエンジンのON/OFF操作が行える。また、アプリはクルマの空調システムとも連携しており、走行開始時に視界を確保し、車内温度を快適に保つ。
新色の追加
- 外板色に「セラミックメタリック」と「ジルコンサンドメタリック」を新設定。
特別仕様車「Retro Sports Edition」の設定
- エクステリア: ジルコンサンドメタリックがイメージカラー。ドアミラー、ホイール、そしてシグネチャーウイングをブラックに統一。
- インテリア: レトロなテラコッタカラーとスポーティーなブラックでのコーディネートが特徴。テラコッタカラーのステッチが各所に見られ、シート中心部とインパネにはスエード調のレガーヌ®生地が使用されている。
- 装備類: 「Black Tone Edition」をベースに装備を追加。「ドライビング・ポジション・サポート・パッケージ」が含まれ、運転席10Wayパワーシート、ドライビングポジションメモリー機能、運転席及び助手席のシートヒーター、ステアリングヒーター、ドアミラーのリバース連動機能が搭載されている。さらに、自動防眩ルームミラー(フレームレス)、LEDマップランプ(リア)、ボーズサウンドシステム(AUDIOPILOT2+Centerpoint2)に12スピーカーも加わっている。
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新型CX-30 新価格 2023年9月発表
機種名 | 駆動 | エンジン | 旧価格 | 新価格 | 値上がり幅 |
20S | 2WD | e-SKYACTIV G 2.0 |
2,458,500円 | 2,556,400円 | 97,900円 |
4WD | 2,695,000円 | 2,792,900円 | 97,900円 | ||
20S Proactive | 2WD | 2,678,500円 | 2,776,400円 | 97,900円 | |
20S Black Tone Edition | 2WD | 2,728,000円 | 2,990,900円 | 262,900円 | |
4WD | 2,964,500円 | 3,227,400円 | 262,900円 | ||
20S Proactive Touring Selection | 2WD | 2,799,500円 | 3,012,900円 | 213,400円 | |
4WD | 3,036,000円 | 3,249,400円 | 213,400円 | ||
20S Retro Sports Edition | 2WD | ― | 3,166,900円 | ― | |
4WD | ― | 3,403,400円 | ― | ||
XD Proactive | 2WD | SKYACTIV-D 1.8 |
2,953,500円 | 3,051,400円 | 97,900円 |
XD Black Tone Edition | 2WD | 3,003,000円 | 3,265,900円 | 262,900円 | |
4WD | 3,239,500円 | 3,502,400円 | 262,900円 | ||
XD Proactive Touring Selection | 2WD | 3,074,500円 | 3,287,900円 | 213,400円 | |
4WD | 3,311,000円 | 3,524,400円 | 213,400円 | ||
XD Retro Sports Edition | 2WD | ― | 3,441,900円 | ― | |
4WD | ― | 3,678,400円 | ― |
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CX-30 受注停止 2023年7月、一部商品改良を計画
2023年7月中旬頃より、CX-30がオーダストップとなっている。2023年秋に実施の一部商品改良に向けた販売調整であることが予想される。
CX-30は現行モデル(2022年商品改良車)のご注文受付を終了しております。
販売店での在庫がなくなり次第、販売を終了させていただきます。また、販売店の在庫がある場合でも、ボディカラーやオプションなどお客様のご要望に沿えない場合がございます。
販売再開時期は改めてご案内いたします。
(引用:マツダ公式)
既に、欧州などでは、2024年モデルの発表が済まされており、日本仕様もこれらに準じた改良が施されることになりそう。
一部商品改良の内容で予想されるものの例としては、マツダコネクトのアップデート、10.25インチディスプレイの採用、マツダ・プロアクティブ・セーフティの改善、ボディカラー「セラミック メタリック」の追加などが挙げられる。フェイスリフトなどが含まれるマイナーチェンジ相当の改良にはならない見込み。
価格改定も行われ、値上げ幅は約20万円程度が予想される。また、パワートレインの追加や廃止が行われる可能性は残される。
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CX-30に一部商品改良を実施、2022年8月発表
マツダのクロスオーバーSUV、CX-30に一部商品改良が実施され、2022年8月4日に発表、同日に受注受付がスタートされた。
CX-30の日本発売は2019年10月で、これから4年目の販売期間を迎えるタイミングに来ていた。フェイスリフトなどマイナーチェンジが待望される時期でもあるが、エクステリアのデザイン変更は含まれない。2022年の一部商品改良はパワートレインの一部電動化とグレード体系の見直しが大きな変更点となる。
新型CX-30の消費税込み車両本体価格は、2,458,500円~3,915,980円に設定される。
CX-30に、2.0Lマイルドハイブリッドの「e-SKYACTIV G 2.0」を導入
CX-30の一部商品改良では、パワートレインラインナップの一部が電動化され、マイルドハイブリッドの「e-SKYACTIV G 2.0」が導入された。一方で、これまで搭載されてきた2.0Lコンベンショナルガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 2.0」は採用廃止となる。
これにより、CX-30のパワートレインラインナップは「e-SKYACTIV G 2.0」、「SKYACTIV-D 1.8」、「e-SKYACTIV X」の3種類となる。
CX-30のグレード体系を見直し
また、新型CX-30ではグレード体系が見直される。上級グレードが「Proactive Touring Selection」に集約され、上級インテリア加飾や装備を取り入れることで内装質感がさらに向上された。
また本革内装として、ホワイトレザーパッケージ、ブラックレザーパッケージの2種類がメーカーオプション設定される。
新型CX-30の画像、2022年8月一部商品改良発表
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新型CX-30 まとめ
まとめ更新日: 2023/09/05
- CX-30 日本発売 2019年10月
- 2020年12月 商品改良実施
- 2021年4月 商品改良実施
- 2022年8月 商品改良実施 マイルドハイブリッド「e-SKYACTIV G 2.0」採用
- 2023年10月 商品改良