マツダは主力のアクセラをフルモデルチェンジ計画
前回の東京モーターショー2017では、次期アクセラとしての市販が想定されるデザインスタディモデル、魁(KAI)コンセプトが発表された。
その後、開発は進められており、想定されるデビュー時期は2019年の夏-秋ごろ。やはり欧州が主力市場と考えられており、遅くとも9月のフランクフルトモーターショーでは市販型の完成車体の公開が予想される。
SKYACTIV-Xがマツダの次世代パワートレインの切り札
アクセラのパワートレインは新開発のSKYACTIV-Xが搭載される。マツダがSPCCIと呼んでいる予混合圧縮着火技術を採用したガソリンエンジンで、東京モーターショー2017でも発表があった。同エンジンは2019年の市販型投入が予告されており、その車体は新型アクセラということになる。
SKYACTIV-Xは排気量2.0Lながらも、2.5Lクラスの出力トルク性能が期待され、アクセラではハイパフォーマンスグレードの位置付けとなる。となると、現行型のハイパフォーマンスモデルに搭載されるSKYACTIV-D 2.2はリプレイスとなるのではないか。
ディーゼルはアクセラクラスにジャストサイズの1.8L型がCX-3で先行導入されており、これが新型アクセラにも導入されるのは想像に難くない。
アテンザのFR化など、マツダの次世代ラインアップは高級化されることになる。アクセラでは従来からのユーザー層を維持するためにも、低価格モデルの1.5Lガソリン車の継続はして欲しいところ。