予混合圧縮着火エンジンSKYACTIV-XがEdison Award、次期アクセラ搭載想定

マツダ

次期アクセラはフルモデルチェンジでSKYACTIV-X搭載、2019年登場

マツダ次期アクセラへの搭載が想定されるSKYACTIV-Xエンジンが、2018 Edison Awardのエンジンエンハンスメント部門において金賞を獲得した。

(写真はSKYACTIV-Xエンジン)
スカイアクティブX

SKYACTIV-Xは東京モーターショー2017でマツダが発表した新世代のガソリンエンジン技術である。近年では電動化と自動運転が、自動車業界における新技術のトレンドとなっている。そんななかマツダでは敢えて内燃機関の性能向上を追求し、これをアピールしていくことで他社との差別化が図られる。

SKYACTIV-Xは圧力で混合気を瞬間的に燃焼させる、燃費、トルク向上

SKYACTIV-Xでは圧力によるガソリン混合気への着火が新技術のコアとなっている。

通常のガソリンエンジンは、スパークプラグによる点火とその熱によって燃焼部が伝達拡大していく爆発となる。これではスパークプラグ周辺は早く燃焼し、そこから遠いところでは遅れて燃焼するという非効率な事象が起こっていた。

SKYACTIV-Xで採用される新技術、SPCCI(Spark Controlled Compression Ignition:火花点火制御圧縮着火)では、予めガソリン混合気を自然着火が起こる直前の状態にまで圧縮させておくことが肝となる。スパークプラグでの初期燃焼は通常ガソリンエンジンと手段が近いが、ここからの燃焼の拡大は、熱の伝達によって行われるのではなく、初期燃焼によって発生した圧力によって行われる。パスカルの原理により、シリンダー内の圧力は、スパークプラグ周辺も離れたところも同じ。つまり、初期燃焼の直後にガソリン混合気全体が瞬間的に圧縮着火することになる。

そのパフォーマンスアップは現行のSKYACTIV-Gと比較して、燃費性能で20~30%。トルクでも全回転域で10%以上、最大30%の向上が見込まれている。

(写真は魁コンセプト)
KAI Concept アクセラ KAI Concept アクセラ リアコンビネーションランプ

SKYACTIV-X搭載車は2019年からの市販が発表されている。これは同時期のフルモデルチェンジが想定される、次期アクセラからとなる可能性が高い。

KAI Concept アクセラ インテリア KAI Concept アクセラ シート

既に、次期アクセラを予告するデザインスタディモデルとして、魁コンセプトも発表済みである。

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