次期アテンザのコンセプトモデル、東京モーターショー2017で発表か
近年においてはマツダの躍進が顕著であるが、その原点となっているのはKODOコンセプトを源流とするエクステリアデザインと、SKYACTIVEテクノロジーによる環境技術によるものと考える。マツダでは次なる展開として、SKYACTIV GENERATION 2と呼称される次世代技術が開発中となっており期待が高まる。
SKYACTIV GENERATION 2は、マツダのフラグシップでもあるアテンザの次期モデルから導入される見込み。アテンザのフルモデルチェンジは2018年春頃が想定され、今秋の東京モーターショー2017ではコンセプトモデルの形でプレビューされることになるだろう。
次期アテンザは次世代SKYACTIV-G搭載、ストイキ&高圧縮比により環境性能向上
そしてSKYACTIV GENERATION 2のなかでも目玉となるのは、ストイキ&高圧縮比を新技術とする次世代ガソリンエンジンのSKYACTIV-Gである。ロータリーエンジン製造で鍛錬された職人技による微細加工技術は、競争の激しい自動車業界でマツダが存在し得るコアな部分と考える。この微細加工技術により、シンプルな自然吸気のガソリンエンジンながらも極限にまで燃焼効率を高め、その量産が実現される。このあたりは販売台数が多くなるトヨタ他ではマネのできない芸当と言えるだろう。
次期アテンザのエクステリアについては、新型CX-5が細目ヘッドランプの第二世代KODOとも言うべき新エクステリアを採用したことにより、これと同様のデザインが取り入れられることが予想される。