現行アテンザが後期型へマイナーモデルチェンジ、モデルサイクル延長
アテンザのマイナーモデルチェンジが2016年8月11日に実施される見込みとなっている。これはフロントデザインの変更を含めたビッグマイナーチェンジに相当するもので、アテンザは後期型へ移行することになる。
マツダのフラグシップモデルであるアテンザシリーズは、2012年にフルモデルチェンジを受けた3代目モデルが現在販売されている。初代、2代目モデルについては、それぞれ6年、4年のタイミングでフルモデルチェンジを受けたが、今回は販売4年のタイミングでようやくビッグマイナーチェンジとなる。フルモデルチェンジを区切りとしたモデルサイクルはこれまでよりも少し長くなりそうである。
アテンザの新エクステリアは、マツダの次世代フェイスとなり他モデルへの展開が予想される
アテンザは今夏の改良で、フロントグリルおよびヘッドランプが一新され、エクステリアの印象は変わることになる。マツダの市販モデルで最も新しいものは、2016年4月に発表されたCX-4となる。ただし、CX-4は現行アテンザと同タイプのフロントフェイスが与えられており、新鮮味を感じるものではなかった。ビッグマイナーチェンジ後に見られるアテンザのフロントフェイスは、今後マツダの他モデルへ水平展開されることになる次世代デザインとなることが期待される。
アテンザのマイナーモデルチェンジでは、パワートレイン改良も含まれるとのこと。現行のアテンザシリーズでは2.0Lガソリン、2.5Lガソリン、2.2Lディーゼルの3タイプのエンジンが用意されるが、どういった改良となるかは現段階では発表されていない。昨年の情報ではあるが、圧縮比18:1の第二世代スカイアクティブ-Gが開発中ということであった。燃費性能の向上は盛り込まれることになりそうだ。