レクサスUXシリーズ2018年11月発売、400万円前後のスタート価格が想定される

レクサス

UX200、UX250hが発売予定、プレミアムクラスの小型クロスオーバーSUV

レクサスの新型車UXシリーズが、3月のジュネーブモーターショー2018でワールドプレミアされた。もちろん日本市場にも導入されることになり、2018年10月発表、翌11月発売のスケジュールが想定される。

(写真は新型UXシリーズ)
UX250h ジュネーブモーターショー2018

レクサスではクロスオーバーSUVにカテゴライズされる車種として、これまで全長4890mmのRXシリーズと、全長4630mmのNXシリーズをラインアップしてきた。今回、さらにコンパクトなモデルとして全長4495mmのUXシリーズが追加される。

UX250h インテリア UX250h フロントシート

新型UXシリーズの対抗はメルセデスGLAとBMW X1、これらを意識した車両価格に

UXシリーズはGA-Cプラットフォームをベースに開発され、トヨタのTNGA-C採用車種と主要部分が共通化される。TNGA-Cは販売中のプリウス、C-HRに加え、オーリス欧州仕様や新型カローラでも採用される。レクサスブランドでもこのUXシリーズだけでなく次期CTシリーズもGA-Cプラットフォームがベースとなる見込みで、数多くのモデルが共通プラットフォームとなる。

UX250h UX250h リアコンビネーションランプ

搭載されるパワートレインも新世代型となる。

ダイナミックフォースエンジン2.0L

UX200に搭載されるのが、Dynamic Force Engineと名付けられた新開発の2.0L直噴エンジンである。2.5L版が北米カムリに先行採用されてきたが、これのダウンサイジング版に相当する。駆動方式はFFのみが予想される。

THSⅡ 2.0L ニッケル水素バッテリー

UX250hには新開発の2.0L THSⅡハイブリッドが搭載される。プリウスの1.8L THSⅡをベースに、2.0Lエンジンをメインユニットとしたもの。ニッケル水素バッテリーユニットも専用設計。E-Four方式による4WDモデルがラインアップされる。

UX250h フロントグリル UX250h バックドア

プレミアムブランドのなかでは、メルセデスベンツGLA(全長4430mm、406万円~)、BMW X1(全長4454mm、417万円~)といったコンパクトSUVが直接対抗するモデルとなる。新型UXシリーズの車両価格はこれらを意識したものとなり、400万円前後のスタート価格が予想される。

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